利き手の方が上手に使えます
その昔、右手を怪我して、
しばらく痛くて使えなかったときが
あります。
手は何かと器用で便利なので
左手を使い始めました。
ご想像の通り、
普段使ってないものですから
思うようにはいかない。
四苦八苦しながら、不便な
数日を過ごすことになりました。
慣れといいますか、習熟といいますかå
使い慣れた“右手”を使えるというのは
自分にとって、やりやすい状況です。
…普段は、当たり前のように
右手を使っていますが
これも立派に、
自分のやりやすいように
使う手を“選んでいた”わけです。
世の中には制約があります…それがなにか?
そして、この世界には制約があります。
酸素のないところでは、
生身の私たちは活動をできません。
…一般的ではありませんが
そこで、酸素ボンベとマスク
宇宙だったら宇宙服
水中だったらウエットスーツ
というように、環境に合わせて
その環境の中で最大限自分たちの
望むことが出来るように
道具や環境(この場合は着る物)を
整えます。…ご存じの通り。
そうすると、
制約と思えることが存在することは、
私たちが、丸腰で立ち向かうには
“問題”になり得ますが
工夫次第、準備次第によっては
その制約の中でも
出来得ることがある…だけでなく
その中で、自分の望みを叶える方法が
あるということです。
準備をしていない…丸腰では
難しいこと、できないことが
あるかもしれません。
自分の身体1つでは、空を飛ぶことは
できませんが、
飛行機に乗れば空を飛べます。
…屁理屈ではないんです。
難しいこと、できないことの
ほとんどは
私たちの“情報不足”、“取材不足”
その結果の“準備不足”だったりするのです。
勝ち易きに勝つ
~丁寧に“やる方法”を見つける
このメルマガではNLPに関連したことを
お伝えしています。
上でお伝えした“情報不足”というのが
“問題”の状況であったり、あるいは、
“上手くいっていない”状況です。
そこで、“取材”をするわけです。
「困った、問題だ~」で立ち止まっているとき
そのチームあるいは、その人は
「取材不足」に陥っています。
さらには、
“自分(達)”への可能性を
探す事を忘れてしまっています。
そう「どうせ、できない」のような
つぶやきと共に。
ですから、「どうせ」かどうかは別として
今、何が足りないのか…を知るためには
そもそも、どうしようとして
上手くいっていないのか…ゴールについて
再確認します。
そうすれば、今自分(達)に
足りなかったものを補う事が可能かどうかを
確認出来ますし、可能でない場合には
誰を連れてくれば良いかを
探ることが出来ますから。
つまり、自分(達)が
今できることとそうでないことに
気づいていなければ
準備が出来ようはずもありません。
そうして、結果
“準備の出来ていない”自分(達)が
丸腰で、チャレンジをする。
…どんなに力のある人でも
早々上手く行かないのは道理です。
とまぁ、
ここで書いたようなことを、
相手の方(々)と話をしながら
整える。
勝ち易きに勝つ状況を一緒に創るのが
NLPのセッションであり
コーチのお仕事です。
これは、
問題や落ち込みに関することであっても
コーチ、プラクティショナー(NLPを実践する人)
から見れば同じ構造で扱うことが出来ます。
NLPはNLPならではの
スキルや方法を身につける
ことも大切なのですが、
相手にはすでに充分に相手の望むことを
実現する要素が備わっている
ことを知っていること。
それを前提に、どうやってそれを
「実現の準備完了」
状況を整えて行くか
これがNLPのプラクティショナーの
姿勢でありできることです。
NLPでお伝えしていることの中には
こんな風に、自分の資源を
必要な状況で、目一杯活用する
というやり方をお伝えしています。
ご興味が湧けば是非HPにも
お立ち寄り下さい。
では。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2017.10.13 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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