今、出来ると“気づいている”こと
以上の事はし難い
「自分探し」という言葉があるように
…自分の事は自分では分からない
ズルい言い方をすれば、
「自分に気づいているところ以外の
自分はわからないものです」(笑)
ですから、他の人から思いがけず
「◯◯さんって…が上手なんですね」
といわれて初めて
自分の隠れた(気づいていなかった)才能に
気づくなんて事もあります。
しかしながら、
“自分が出来る”と思っていないこと
あるいは、
“今はできないけれど、いずれは…”
と思っていること
でなければ、なかなか行動には起こせません。
ですから、
今気づいている事、少なくとも
“今、自分が出来る”と気づいていることが
今の自分の力です。
その力を十分発揮する。
それを徹底するだけで
自分の未来が好転し始めるとしたら
どうでしょう?
自分に追い詰められていませんか?
自分自身を成長させんがため
あるいは
自分が会う人により高い評価を得ようと
自分自身を大きく見せようとすることが
あります。
最初に書いた様に、理想像を高く設定して
それに近づこうとすることは、
自分を成長させる方法になります。
ところが、自分を大きく見せることに
一生懸命になりすぎると
今の自分との『ギャップ』に責められる
事が起こり得ます。
つまり、評価基準が高くなりすぎて
その姿を繕うことに、力を使う…。
結果、自分自身の底上げではなく、
見せ方、見られ方という、“小手先”の
技術に労力を取られることになる訳です。
すると、良くも悪くも
いつも“出来るかどうかわからない”
という心の状態で…不安のまま
自分の評価をすることになります。
…実際に出来る様になっていることであっても
“自分”に不安を覚えるパターンを
育ててしまっては、
もったいない。
だからこそ、今、自分が出来ることを
それと同時に、今はまだできないこと
出来ないからしないことを
意識的に気づいて、
自分で、選ぶ事が必要になります。
つまり、仮に自分としては
まだ至らない部分があるということを知って
自分の今できる部分、
今自分が挑戦する部分を
自信を持って行動することが
出来る様になるわけです。
自信がないというのは、
自分自身について、
もう少し気づこうよというシグナルなのです。
すでに出来ることが沢山あります
これから出来ることも沢山あります
NLPを学ぶ前は、
「自分について丁寧に知ろう」
という発想は、僕自身ありませんでした。
しかも、第三者的に知ろうとするわけです。
出来ないことを
…できないと言いたくない
気づいていなかった事を
…気づいていなかったと認めたくない
これが、以前の自分だとすれば、
出来ないことは
…今は“まだ”できないのだ
これから出来る様になりたいか?
と自分に問うことが出来ます。
気づいていなかった
…これまでは、気づいていなかった
気づいた今、これからどのように
それを活かすか
と自分に問うことが出来ます。
今この瞬間にできること以上の事は
誰にも出来ません。
仮に潜在的にその能力があったとしても
まだそれが開発されて織らず、
今発揮出来ないとすれば
その能力は今は使えません。
それにガッカリしても仕方がないのです。
ただ、今できることは
まず今できることの中で最善を尽くすこと。
余力があれば、出来ることや
能力が向上する様に努めること。
これだけ。これ以上のことは
できませんし、する必要はないはずです。
つまり、わたしたちは
今、出来ることで最善を尽くす
ということを大切にするだけで
自分自身が最大限活かされる
…あるいは活かされる状態に近づく
ということではないでしょうか。
自分自身にもっと興味を持って
今できることを、どの瞬間にも
見つけようとする。
…自分の今を大切にすること
ですよね。
NLPというのは、自分自身に
使えば、自分の可能性、
突拍子もないことではなく
今気づいている自分の力
これから開発できる自分の力に
好奇心を持ってであうことができます。
(それを他者に使えば、
その人の可能性を拓くことができます。)
もし、あなたがNLPやコーチングで
他の方の可能性を拓きたいと考えているとしたら
まずは、それを自分に適用していく
…あなたにとって
“他の方の可能性を拓く”
経験…確信創りになるはずです。
すると、安心してNLPのスキルを使ったり
コーチングに活用したり出来ますよ。
ぜひ。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2017.8.4 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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