現実、私たちの住む世界には
“制約”があります。
もとい、“性質”があります。
…一日は全ての人に24時間を与えていますが、
「時間がない(忙しい)」と感じる場合と
「時間があまる(ヒマだぁ)」と感じる場合とがあります。
「時間がない」人にとっては
その24時間は“制約”で
「なんで、一日36時間ないんだ」と
思ったりするでしょうし、
「時間があまる」人にとっても
その24時間は“制約”で
「なんで、12時間くらいで
明日が来ないんだ」とか
思ったりするでしょう。
たとえば、
…あなたの意見を採用してくれない
上司が居るとします。
この上司は、あなたが意見を通そうとするとき
“制約”になります。
あなたの部署にはあなたの意見を通さないという
特徴があるということ。
そこで、お尋ねします。
「その特徴をあなたはどのように活かして、
どのような結果を得たいですか?」
こんな質問を投げかけられたらどう答えますか?
少し見方を変えてみれば、
時間も、上司のふるまいも
あなたが今居る状況の性質のこと。
たしかに、一癖や二癖あるのかもしれません。
しかし、今、そうであることを
ここからの発想を“それ前提”で考えたら
何が起こるでしょうか?
いまある制約を何もかも無くそうとするのは、
たとえば
「火事が起こると困るから、日本から酸素を無くそう」
なんてことが不可能なように、
その制約(と呼ばれているもの)も含めて、
私たちの生きている世界なのですから、
それを、織り込み済み・・・想定内に
入れる取り組みは如何でしょうか。
また、その状況が存在することはよしとして、
別の世界、場所へ、あなた自体が
移動することだって、できるのですから。
“制約”は、すくなくとも、
私たちの“頭の中”だけにあります。
それが“ある基準で測った評価”ですから。
自分の頭の中に制約があったとしたら
その制約のもととなる性質と
すこし好奇心をもって
遊んでみませんか?
意外に、良い奴で
「ここぞ!」というときに
強い味方になってくれる
かもしれませんよ。
…馬には乗ってみよ人には添うてみよ
ですね。
では。
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(初出 Facebook NLPフィールドCafe2016.6.29 一部改変)
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