私達は、自分の好き勝手に生きて良いんです。
誰も本来は、我慢する必要はありません。
・・・なかなか乱暴な意見かもしれません。
ただし、私達一人一人にも制約はあります。
どんなに、海が好きで
「水中に何時間も居たい」
と思ったとしても
自分の身一つでは、えら呼吸でなく
肺呼吸ですから、水中では呼吸が続きません。
それなりの準備、装備が必要になります。
乗り物であったり、
酸素ボンベであったり、
場合によっては、
水に体温を奪われるのを防ぐための
ウエットスーツも必要かもしれません。
自分がそうしたいと思えば、
それなりの準備や工夫が必要だということに
なるでしょう。
極端な例を上げましたが
私達は、自分のいる環境、社会、人間関係の
中で生きています。
そこで、自分の好き勝手に生きようとすると
どうしても、その好き勝手を実現するための
環境に対して
社会に対して
人間関係に対して
の
準備や工夫、配慮が必要になります。
それがときには、針の穴に糸を通すように
ハードルの高いものがあることもあります。
しかし、だからといって
すべてのことを諦めたり、妥協したりする
必要はありません。
子供の頃は、親御さんや、大人が
ある程度の子供が自由できるような
安全な場を作ってくれていたかもしれませんが
大人になれば成るほど
その庇護、擁護の環境はなくなります。
それをもって
“自由がない”とか“生きづらい”とか
言うのは簡単ですが、
想像してみて下さい。
日本中の一億人を超える人達が
みんなルールを守らず好き勝手に
他人の迷惑などお構いなしに
行動したとしたら・・・
ルールが守られなければ、
常識や当たり前なんてことは
期待できません。
道路を渡っているのに、
「邪魔だどけ〜」とか言って
暴走車両がつっこんできても
文句は言えないです
・・・ルールを守らずに好き勝手にする世界ならば
大多数の人が、
ヒヤヒヤ、ビクビクせずに
共存していこうとすると
そこには、環境や社会、人間関係に
関してルールや制約が必要になるのです。
ただ、そこには、
工夫の余地、自分が好き勝手に生きるために
準備をしたり、相手の邪魔になるコト以外の方法で
自分の好き勝手を実現する
方法を探ることが出来ます。
本当に自分らしく生きるためには、
その“自分らしさ”を守るための
工夫やある程度の努力をする
そのくらいやっても良いと思うんです。
そして、それだけの価値があるのが
“自分らしく生きる”こと
なんじゃないですか?
コーチは、その工夫や努力の方法を
一緒に探求して、あなたが
“自分らしく生きる”
を実現することをサポートします。
では。
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2019.1.23 改編)
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