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“感謝”という世界との繋がり方

“感謝”という世界との繋がり方

時に、自分の器を“ちっちゃっ!”って
ツッコミを入れる時があります。

先日、コンビニでカードを使って買い物したとき、
研修中のバイトくんが、
カードの処理になれていなかったのか
何度通しても通らない。

先輩を呼んで画面を見せてると、
「すみません、このカード使用不可のようなのですが…」
と、
「そんなはずは、ないんですけどねぇ」
というと、もう一度、試してくれるのを
見ると…カードが上下逆さま…思わず

「カード、逆さま…」とつぶやき気味に伝えると
気づいてくれたのか、方向を変えて
無事に精算処理は出来たものの、何もなかったかのように
「精算完了しました」とカードと
袋を渡される。

「おいっ!途中、こっちがダメなカード渡したみたいに
 なってたじゃないかぁ、そのことについて、スルーかよ!」

・・・と店を出てから独り言でぶつぶつ(苦笑)

まぁ、“ちっちゃっ!”な話です。
で、ここで、“いちゃもん”を
つける事もできるかもしれませんが
あんまり建設的ではない。

かといって、“感謝!”という体験でもないので
自分としては“何気ない出来事”に
しまうのですが…って、ネタにしてますが。

どんな出来事があったとしても、
それぞれの出来事を、
どう捕らえるかは、自由です。

“有り難いことだ”と感謝することも出来れば
“なんてこった”と非難することも出来る
あるいは、
“・・・”と当たり前な事として気にも
        留めないこともできます。

あとは、どれを選ぶかなのですが、

出来事との“繋がり”という点で捉えると
上の3つの策は、微妙に、方向性が違うのです。

気にも留めない…というのは、
距離を置くあるいは、関わらないという姿勢です。
つまり、そこから影響も受けないのですから、
恩恵も、もちろん害悪も受けない。

あとは、非難と感謝ですが、
これらは、積極的に関わることになります。

非難は、相手と自分との違いを見つけて
相手が“間違っている”、自分が“正しい”と
自分の領域から切り離す。

一方、感謝は、
ただそこにある結果、それで得た結果を
自分の領域に受け取る。

…今お伝えした感じ、共有できていたとしたら

どちらの方が、自分の世界が豊かになるでしょうか?

どのやり方を選ぶにしても
今の自分の器や、大切にしたいことが
あります。

そして、大局的に感がれば、
時間や空間、個々人や自分の所属する社会を
超えてしまえば、
非難よりも感謝の方が
世界が豊かになるコトも
論理的には、分かると思います。

なので、自分の大切にしていることを無視して
なんでもかんでも“感謝”する
と言うことを言っているのではありません。

ただ、“感謝”というやり方は
“非難”するというやり方に比べて
世界を豊かにし易いということ。

そして、今、起こっている出来事
対立している関係の中で、
全てを感謝する必要もなければ
全てを非難する必要もないということ

今の自分の中で丁寧に
できるだけ“感謝”のエリアを増やせたとしたら、
どれだけ、今現状でも
あなたの世界が豊かになるかを
想像して、試してみて頂きたい
ということなのです。

…どんな状況のどんな人でも、
 そして、それにまつわる出来事にも
 それが“正論”となる部分があります。

…どんな状況のどんな人でも、
 そして、それにまつわる出来事にも
 それが“プラス”となる部分があります。

それを、ザックリと、
“当たり前”として、スルーしたり
“非難して”捨て去ったりする代わりに、

“感謝”という繋がり方の領域をさぐってみる。
あなたにとって、充分“感謝”できる領域を
自分の世界の豊かさに加えていく…そんな発想はいかがですか?

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.11.15 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/

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