NLPフィールド ひじま、まさきです。
ときどき、違和感を覚えるフレーズがあります。
1月や2月という時期に、ニュース、天気予報で
「明日は、真冬並みの気温で・・・」
すると、こう思うんです。
「いやいや、今、“真冬”・・・」
と。
もちろん、2月の上旬、暦の上で“立春”
などという声を聞けば、
「春なのに・・・」とは思いますが、
立春はそもそも、季節が春に向かっていく
つまり、一番寒い頃を指しますし、
1月はそもそも、真冬ですから
わざわざ言われなくても、“真冬の気温”でいい。
もっとも、服装や路面状況への
注意喚起という意味で、とても親切なのですが。
言ってみれば、当たり前ことも
あえて強調すると、急に自分の意識に上がってくる。
きっと、テレビやラジオと言った
情報手段のなかった頃は、
必要以上に、警戒も準備もしなかっただろうに・・・。
本来的には、
天気予報があろうがなかろうが
その放送を見ようが見まいが
天候、気温は、勝手に変化
します。
ただ、それに気づいて、
「何か対応しよう」と考え始める事が
“困った”とか“問題だ”とかの
表出になるはず。
そして、
“困った”とか“問題だ”とかは
必要以上に、焦り、緊張の心身の反応を
作って仕舞いがちなので
・・・結果
“困った”こと、“問題”なことに
なっちゃってるだけ。
さぁ、これが“問題”とか“困り事”の
大きな構造だとしたら
・・・まずは、
“焦り”、“緊張”っていうの心身の反応を
ゆるめてみましょうか。
だって、
あなたの心の状態、身体の状態が
“困った”とか“問題だ”とかであってもなくても
その反応として、
“焦り”、“緊張”があってもなくても、
あなたがそう気づいた状況は
同じなのですから。
そして、1つ確かなことは、
“焦り”、“緊張”っていうの心身の反応が
緩むだけで、
“困った”とか“問題だ”とかに気づく意識を
使わずに済みますから
結果、あなたのその状況に対する
必要な気づきの能力とチャンスとを
確保する事ができる・・・って思いません?
世界は、最初から、
あなたが活用すべきものを
ほぼ備えているってこと。
ただ、
“困った”とか“問題だ”とかに気を取られて、
見落としていたり、拾い損ねていたとしたら
もったいないですよね。
ねぇ・・・では。
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(初出 Facebook NLPフィールドCafe2016.2.24 一部改変)
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