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◇北風と太陽と後出しジャンケン

◇北風と太陽と後出しジャンケン

じゃんけんをするとき、
ちょっと出すタイミングが遅く
さらに、遅く出した人が勝ったりすると…

「後出しじゃないか(怒)」

と非難される。
後出しで後出しした人が負けて

「後出しじゃないか(怒)」

と非難されるのはあまり見たことはない。

どんな事でも、
現状が上手くいっていないときに
だれかがそれを否定しようとし、
それを改善・・・改革しようとする
そう、変えるのだ。

ここで気づいておきたいのは、
そのテーマに取り組む
 「方向が今までと違う」
ただそれだけ。

それが上手くいくかどうかは
また別の話だったりします。
単に上手くいかなかった前の轍を
踏まずに済むだけ。

そして、ある方法が、上手くいくかどうかは
“今”、“この状況”で、“その方法”が
適するかどうかということ。

イソップ童話の『北風と太陽』では、
旅人のコートを脱がせるに当たって、

北風は(風の力で)力ずく
太陽は(暑さで)旅人の意志で

だから、太陽のように・・・が良いんだ

でしたが、

もし、『北風と太陽』の主人公
北風の子孫が21世紀、
先祖の汚名を雪ごうとしたら
自分の持つ「北風」をどのように
使うんでしょうね。

北風が
「僕には暖かくする素質がないから、僕には無理だ」
と無力感を教える童話にするわけに
いかないじゃないですか。

一緒に知恵を絞ってみますか

例えば、そうですね・・・

 強く雨風を吹かせて、

 旅人が宿に入るまで吹かせる
 そして、旅人が宿で
 休憩するように仕向ける
 ってのはどうだろう?

ほとんど、子供の頃の発想かも
しれないけれど・・・

どんなもの、行動にも、
ある時には、“意味”があるし、効果がある。
上手くいくかどうかは別として、ねらいがある。

単に、現在の状況だけをみて
あら探しや責任追及をするだけでは、

本当に仕事をしてくれる人なんか
いなくなっちゃいますよ。

罪を憎んで人を憎まず・・・が
出来なければ、

そのブーメランは、どこに返ってくるか。

「おいっ、ブーメランは
 基本、自分だろっ!」

そんなつっこみを受けちゃいますよ。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.9.27 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/

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