“夏目漱石”が偽札に疑われる件
数年前のことですが・・・
夏目漱石が描かれた旧の千円札を知らない世代が
“偽札を発見した”と通報する
というニュースが
ありました。
数年前にも、二千円札が“偽札発見”と
思われたことがありましたが、
そもそも“お札”というのは、
「信用」されてなければ、ただの紙切れ
に過ぎないということかもしれません。
私たちが、今使っているお金は、
「日本銀行が○○円の価値だよ」と
認めてくれていることを知っているから
○○円の価値を持っているわけです。
つまり、千円札や一万円札に
価値があるのではなく
それを知っている人同士の
「価値があるという認識」上に
価値があるということ。
お札には価値の実体はないということ
2017年現在、通常
野口英世の千円札が使用(信用)されて
いますから、夏目漱石の
千円札を知らない(に慣れてない)
人にとって、
二千円札を知らない(に慣れてない)
人にとって、
それら“紙”は、偽札と同じ価値になってしまう
わけです。もちろん、
「日本銀行がその価値を認めている」
という認識を得るまでの間ですが・・・。
私の可能性は? 私の未来は?
日本人に良くあることですが、
何か評価されたり、上手くいっているときでも
「いえいえまだまだです」
と謙遜して答えます。
このふるまいは、
相手を気遣ったり、自分が傲慢になるコトを
“戒める”という観点では役に立つのですが、
肝心なところ、自分が一番自分を
評価してなかったりします。
注意したいのは、本気で
「自分がまだまだな存在だ」と
決めつけることなのです。
私たちは、言葉をつかうと
考えて、口にして、その声を聞きます。
すると、私たちは、一つの
「いえいえまだまだです」
を伝えるとき、
この言葉が、自分の中を最低3周
通るわけです…学習効果高っ!ってなります。
考えたこと、口にしたことは
自分にとって、だんだんと信頼できる
“認識”になります。
これが自分の信じていること…信念の
創られ方だったりします。
そして、できあがった信念は、
千円札の価値を保証する日本銀行の存在のように
あなたを考えたとおりの存在に
なるように、考え、行動させます。
では、あなたの可能性は…
そう、あなたの考えているように
では、あなたの未来は…
そう、あなたが考えているように
開かれた“可能性”の範囲で、
拡がります。
そのことに気づいたあなたは、
あなた自身について
あなたの未来について
どんなふうに“考え”ますか?
未来を創る行動するということは、
自分の気づき分だけ世界を切り取るということ
自分の可能性も、自分の未来も
周りの状況や人々といった環境と
深く関わっているのは言うまでもありません
が
実際にそこから、行動を起こして
結果…世界や環境に影響を与えるときには、
自分が気づいた状況、人々、環境の中から
「自分にとって役立つ(と思った)」ものを
選んで…それが仮に成り行きだったとしても
…自分で選んで行動します。
その時に、選択に漏れた可能性は
一旦捨てられます。
私たちは、いつも自分の気づいていたものの中から
選んで(その他の可能性を捨てて)
未来への道筋を創っているのです。
未来を創るというのは、行動すること。
行動するということは、
選択するということ
選択するということは、
自分の気づいているものの中から、
使う者と捨てる者とを決める事。
未来を創るというのは、
自分の気づきで全ての可能性か
世界を切り出すということ
と、すると、
自分が気づいていることが、多ければ多いほど
色々な切り取り方が出来ます
自分が何に気づいて、どんな気づき方をしているかを
知っていると、同じ材料からでも
これまでと同じ切り取り方だけでなく
全く新しい切り取り方も選べます。
NLPでお伝えしているのは、
可能性だらけの世界から、沢山の可能性に
気づく方法
そして、
可能性だらけの世界のいろいろな
色々な切り出し方のバリエーション
です。
今自分が生きているこの世界の中から
どんな可能性を切り出して、
実現していくか
…新しい小説やストーリーを
読み始めるように
ワクワクした気持ちでその1ページ目を
読み進めてみませんか?
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2017.1.20 一部改編)
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