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はじめの数歩を丁寧に進む・・・現実を変えるアプローチを作ろう④

物事を始めるときに「えいやっ!」と
つい口にしてしまうように勢いが必要です。

ただ、なぜ勢いが要るのかと考えると
そこには、抵抗となりそうな
ハードル、壁を感じるからかもしれません。

新しいこと、経験のないことは
「未知との遭遇」
ですから、何をどうやっていいかもわからない

その上、想定外(もっとも“未知”なのですから
想定できていようはずもないのですが…)のことがあっても

とっさの対応ができそうもない。

安心、安全という点では無防備なのです。

それこそは、
「勢いでもなきゃやってらんねぇよ」
なのです。

備えあれば憂いなしとは言いますが
想定しようもないときにどう備えるか

それが、立ち上がり(最初)の
ステップを丁寧に準備するということが
役に立ちそうです。

ものの道理として私達が
なにか行動を起こせば、
周りになにかしらの影響を与えます。

その影響がなにで、どんなことが起こりうるか

これを押さえておけば、
自分の行動を起こすハードルは下がります。

さらにその行動のあとに
することの候補を、2、3段階
準備しておくのはどうでしょう

可能ならば複数案…役立つ選択肢が
多いほど、行動を起こすハードルは
下がるはずです。

初めてのこと“チャレンジ”のとき
最初の数歩には、状況判断、対応をするための
情報が少ないのです。

ですから、安心して行動に注力できない

言い換えればその点を
「自分の行動とその影響について想定しておく」
という丁寧な準備ができるわけです。

自分の行動ですから、
これまでの経験から幾らかの
仮説も立てられるでしょうし

なによりも、
最初の行動を準備することは
現実的に目標を達成することを
前提に(無意識的に)進み始めている
ことになります。

…気づかずに成功するつもりで居る

いいじゃないですか
なんだかわからないけれど
すでに成功することになっている
という感覚を持って
実践を進める

その心の状態をつくるのが
最初の数歩を丁寧に進める
ということです。

まどろっこしく感じるかもしれませんが
この数歩の準備が
あとでの大きな差を生むはずですよ

では。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2018.9.5 改編)

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