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「価値観の違いと良い/悪い」について考えてみた

「価値観の違いと良い/悪い」について考えてみた

もし、自分と全く同じ人間がいたとして、
その人とうまくやれるだろうか?

なんてことを考えた。

「性格の不一致」とか「価値観の相違」とかで
グループやチームが、人間関係が
崩れてしまうなんてことがある(ようだ)けれど。

自分と全く同じ人間が5人、10人いたとして
そのチームは上手く行くんだろうか?

…上手く行っているときは
 いいかもしれないけれど
 一端、揉め始めると

 「“自分と同じ”なのに、なんで分からないんだよ!!」

 “全く同じ分”余計に始末が悪かったりするかもしれない。

・・・“性格がどうの”、“価値観がどうの”
の前に、それらが違っていたとしても、同じだったとしても
それを自分が、“そういう相手なのだ”と受け入れること
がなければ、上手く行くものも行かなくなるんじゃないだろうか。

すると、不和の原因は
「性格の一致」とか「価値観の一致」
などという、傍目から見ると奇妙な原因で
不和が起こることになる。

…「近親憎悪」なんて言葉があるくらいだから

性格が一致してようがいまいが、
価値観が一致してようがいまいが

相手について認める。
言い換えれば「敬意を払う」「受け入れる」

苦手なら苦手な相手として
価値観が一致していないなら、
異なったの価値観を持つ存在として。
 
なぜって、そのことを根拠に、
相手の存在を否定する(≒なきものにする)
ことは、乱暴だし、理不尽だ。

ムリに、得意になったり、好きになったりする
必要はないけれど、
自分の世界に、エリアに
自分とは異なった、価値観や性格を持った存在がいて
それとどんな関係、どんな距離感を作るか
そっちの方がより良い毎日、人生を
送れる気がするんだけれど…どうだろう?

つまり、相手が考えていることや
大切にしていることについて
こちらが「良い/悪い」を押しつけることは
いわば大きなお世話。

ただし、提案として
自分の基準での判断を伝える。

…自分が、あるいは相手の人が住む世界に
 役立つように。
 それだけ。選ぶのは相手の思うところでOK.

僕自身も、どんな相手にも
先入観や、自分の価値判断を押しつけることなく
関わっていけるように
…バランスを持った視点、視座は
常に意識しつづけていこう。

そう思う。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.8.19 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/

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