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『いま“私”がいるところ』から始めよう

『いま“私”がいるところ』から始めよう

自分の足下、自分の周辺、自分自身
   今私達が“活かせる”もの

 今住んで居るところから
 あまり遠くないということもあり
 何気になく思い立って
 明治神宮に行くことがあります。
 行くと、神宮の森の“感じ”を味わってきます。

 明治神宮は、ご存じの通り、人が創り始めた
 森です。いわば、人工の森なのですが、
 100年余りの時を経て、人知を超えた
 “自然”の営み、力強さを与えてくれている
 …ように感じます。

 人の手が関わっているから、
 人工的だというのではなく、
 仮に人の手が加わっていたとしても
 自らの力を過信することなく、
 自然の力に敬意を払っているとき、

 人の手さえも、自然の一部として
 その力を借りられるんじゃないかな
 とさえ思えたりします。

自分が“どう捉えるか”が世界を創る

 振り返って、自分が生きている人生
 そして、日常の様々なことも
 誰かと、何かと比べれば
 恵まれている部分、恵まれてはいない部分
 必ずあります。

 しかし、それが今
 自分がいるところ、自分が持っているもの
 だとしたら、

 それを生かすか否かは、
 ほかの誰でもない、自分なんじゃないかな
 と思うのです。

 例えば、「出来ないこと」

 スキルや能力、協力者の不足が原因であれば
 今、出来なくても条件が整えば出来ます。

 しかし、“出来ないから…しない”
 と判断して、

  するための条件を探求しなかったり、
  試さないことで、
  どこまでが出来て、どこからが出来ないのかを
  判別するチャンスを失ったり

 すれば、もはやもとの“出来ない”という考えは、
 “しない”という意思表示と同じになってしまいます。

 もちろん、今一歩の技術革新、状況の好転
 “天地人”の助けが必要なものもあるでしょうが、
 仮にその助けがあったとしても
 そのスタートで“出来ないからしない”となっていれば
 どんなに条件が整っても物事は進みません。

 そんな、“活かそう”という心の方向も
 偶然、好運に気づき易くするって事。

 自分が世界の可能性をひいては自分の可能性を
 全ての瞬間、瞬間の可能性を
 “ある”とするかどうかで
 その先に望む未来が出来るかどうかが決まる
 と思うのです。

全ての情報、条件を受け入れてみよう

 今、自分の状況が良い、良くない
 備えているものが、充分、不十分
 自分の強みがある、ない
 自分の機会が、ある、ない

 これは、“わざわざ”意識しないと
 気付けないものです。

 もちろん、なんとなく、
  良い、良くない
  充分、不十分、
  強みがある、ない
  チャンスがある、ない
 感じは持っています。

 しかし、それが本当かどうかは
 “わざわざ”意識してみることで

 ・・・もといっ

 それが、あなたの手に入れたいことにとって
 どうかは、“わざわざ”意識してみることで

 より、使えるものになります。

 使えるというのは、
  今、何が充分で、何が足りないか
 足りないものは、
  今は、気にしないのか
  あるいは、必要だから手に入れるのか

 ・・・というように、あるかないかが
    問題ではなく、その次の作戦を
    決めるための情報に過ぎないこと
    に気づけるからです。

 その意味で、自分にとって
 良い情報もそうでない情報も、
 どのように次の実践に活かすかという
 ポイントで、全て手に入れて下さい。

 あなたに対する評価も、
 それは、あなたがこの先どのように
 あなたを、あなたの持てるものを、あなたの居る世界を、
 活かせるかの道しるべに
 すればいいのですから。

では。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2017.1.5 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

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