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自分で決めて、自分で引き受ける・・・閑話休題

自分で決めて、自分で引き受ける・・・閑話休題

“責任”と聞くと、何だか重く感じるなぁ。

という方も多いかもしれません。

漢文的に読むと、
 責めを任せる
となって
自分以外の力から“責め”を負わされる
ような、圧迫感を覚えるのかもしれません。

ここで言う“責め”には、
任務、役割という意味があって

任務を負わされる

にという感じでしょうか。

“責め”という言葉自体に
 厳しく催促するとか
 反省を促すとか
 苦痛を与えるとか
いう意味があるので余計に重くなりがちです。

英語の責任にあたる言葉は、
 Responsibility
で、Respond(反応)+ability(能力)
と捉えることができます。

何かの要求に応えることができること
が Responsibility がもつ
語感です。

英語のResponsibilityの方がどちらかというと
辛さも軽さもなくバランスがとれていると
感じるのは僕だけでしょうか?

“責任”という言葉が当てはめられるか否かに関わらず、
私達は一人一人、自分の人生を生きています。

そして、
その瞬間瞬間に、さまざまな人や状況との
関係に、良くも悪くも影響を受けます。

そのことを指して、

自分には、まわりの人や環境を選ぶことができない

と捉えれば、その“責任”は、
自分では取れないとなります。

一方、

その環境について
 離れることもできれば
 変えることもできる
 敢えて、甘んじて受け容れることもできる
と捉えれば、その“責任”を
自分で引き受けることになります。

状況は変わりません。
ただ、自分で引き受けた側には
 離れる、変える、受け容れる
という選択肢が手に入ります。

自分がその状況や人間関係と
どう関わるかを選べるということです。

もちろん、望ましい状態があるとして
それと比べれば、充分ではない
不十分な、自由かもしれませんが
どんな状況も、そこを受け容れたときから

自分の物語を作る主体になれます。

自分が自分の物語を書くことになるのです。

コーチングの場合、実は、
ここからクライアントもコーチも力を発揮する
・・・賢くコーチを使える
状況になるのです。

クライアントが、
 今の状況がどうあれ
 今できることがどうあれ
 自分が望む結果を今ここから創る
 その自分からの要望に

  “応える事ができる”

 と決めることからコーチングが
 効果を発揮するのです。

自分で、未来を、自分の人生を引き受けること

そこから、あなたが
既に持っていて見落としていた
あるいは、
これから、自分の物語として
歩むことで、見つける、繋がる
これまでと違う“サポーター”や“リソース”を
一緒に気づきながら、
あなたの望むストーリーを作る
パートナーとしてコーチを上手に
使って下さい。

あるときには、応援団になります
あるときには、知恵袋になります
あるときには、コーディネーターになります
あるときには、鏡になります

あなたがあなたの未来を創るのに
活用下さい。

では。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2018.8.8 改編)

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