関東で言うところの“バカ”、
関西で言うところの“アホ”、
金沢で言うところの“だら”
ニュアンスの差こそあれ、
親しい相手へのちょっとした“からかい”
ではなかっただろうかと思うのです。
すくなくとも、僕が学生の頃(二十数年前くらい)は
そうだったと思います。
が、地域を間違えると、相手を間違えると
…場合によっては、時代を間違えると
「It must be Harassment. 」と言われてしまうかもしれない。
その前に、相手は、言った側の言葉に対して
何かしらの“反応”をしているはずです。
それを、もし、嫌がっていたのに、
それを気づかずに続けていれば、
「It must be Harassment. 」
になってしまいます。
つまり「言葉」がすぐに問題を起こすというよりも
「反応」を見落としたり、気にしていないことでの
積み重ねで問題が起こるということ。
だとしたら、私たちは言葉を発することに
臆病になる必要はないということ。
むしろ、自分の伝えたいことは、しっかり伝える。
そして、その時の相手の「反応」
…それが、望ましいものであってもなくても、
それを、言葉を伝えた側の責任として
真摯に受け止める。
これこそが「伝えること、会話すること」なのです。
もちろん、相手が“瞬間湯沸かし器”のように
すぐ感情を顕わにする場面もあるでしょう。
その時にも、伝えた側のある意味“責任”として
そのリアクションを(真正面からでなくても良いですが)
受け止めて、相手との間に「コミュニケーション」を
続ける場を保つ
…ここがコミュニケーション上手とそうでない人を
分けるポイントなのかもしれません。
「何かを伝えるとき、相手はなにかしらの“反応”をする」
それは、恐れる必要のないものです。
だから、自分が伝えたいことは伝えて良いんです。
もし、さらに、“上手く”というときのために
「どのように」伝えるか、
伝えた後「どのように」対応するか。
その“策”のバリエーションを
ワークショップやコーチングで
お届けしてます。
親しみを伝えるのに、
“からかい”の要素が役に立つなら
先に伝えたフレーズを使うのもまた良し。
ただし、その意図をしっかり相手に伝えるためには、
今、この状況の相手に対して
最も適切な表現はなんだろうか…。
その選択肢が持てるようにしたいものです。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.8.2一部改編)
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