ゆっくりと大きく深呼吸をしてみる
…何に気づいていましたか
ゆ〜っくりと、深呼吸をしてみてください…。
深呼吸をしていたとき
多くの方は、胸やお腹…身体に
あるいは、呼吸の動作そのものに
注意が向いていたのではないでしょうか?
こんな風に、身体に、あるいは行為
そのものに注意が向いているとき
何かを“考え”てはいません。
…“考える”のは難しいものです。
ですから、深呼吸を活用すると
今この瞬間の自分自身の身体やしていることに
気づくことが出来ます。
その瞬間、
この後の予定も、昨日の出来事にも
注意は向いていません。
純粋に“この瞬間に居る”感覚を
得るひとつのやり方です。
後悔は過去に、不安は未来に、では
いまここにあるのは何?
私達は、望まなかった過去の結果を
“失敗”と名付けてして後悔したり、
望ましくない未来について考えて、
“不安”を覚えたりします。
そのいわゆる“いや〜な感じ”は、
身体に起こっています。
が、どちらも、
今、その事態は、ここにはありません。
過去にあったことか、
これから起こる…かもしれないことです。
ただし、その“想像≒考え”に
身体が反応します。
・・・あたかもその事態に“今”居るかのように。
しかしながら、実際は、
今、その事態は、ここにはありません。
“考え”に、身体がつられて反応した…。
今、この瞬間は、
危機に直面しているとき以外は
安全なはずなのです。
その(安全なはずという)評価も
一旦脇に置けば、
いまここには、
自分が存在して、ある状況に居る
それだけ。
ただ、それが“危機であっては困る”ので
状況に一刻も早く対応するために
“過去”を参考にし、
“未来”を予測するようにできています。
でも、本来、
いまここには、
自分が存在して、ある状況に居る
それだけ…なんです。
少なくとも、日本に住んでいる日常で
数分、数十分“安全”を確保出来る
ことができるとしたら、
前に述べた“深呼吸”何かを利用して
“自分が単にここに居る”
言ってみれば、自分の存在そのものを
認める時間をとるのはありだと思うんですよね。
(深)呼吸で、自分を自分の味方に付ける
どんな状況、環境であっても、必ず
頼りに出来るものがあります。
それは、まず自分自身。
自分がしたいことを行動すると決めれば
周りの事を考慮しなければ
色々と行動を起こすこと出来ます。
もちろん、社会生活をしているので
周りの環境、周りの人達との関係を考えて
調整や工夫が必要になるのですが、
多くの場合、周りとの衝突、厄介な調整を
避けるために、自分自身の意見を
“却下”したりしてません?
色々と“考え”て、結果として、
自分をないがしろにする。
そうすると結果として、そのパターンは
周りの別の人にも使ってしまう
なんてことになります。
まずは自分自身を自分の味方にする。
自分が自分を自信を持って
「お薦めの人です!」
と言えないとしたら
どんな人にも自分に協力してもらうように
説得できないとおもいません?
つまり自分を味方に…自分を信じるということ
それはまず、自分の存在を確認…認めること。
それは、いまここに
自分が居るのを体感する
その入り口として、
“深呼吸”
これからまずは活用してみませんか?
では。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2016.10.28 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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