NLPの大切な“前提”に
地図は土地ではない
と言うのがあります。
その例え話に、格好のネタが・・・それは
「石油が枯渇する」という、40年前くらいの話。
およそ40年前
「あと30年で石油は枯渇する。
だから省エネルギーが大事だ」と
半袖のスーツ(省エネルックなるもの)が作られたり
しました。
その危機感は、日本の省エネ自動車や、電化製品の
技術向上に役に立ったことは間違いありません。
僕自身は、石油の専門家ではありませんから、
テレビで資源に詳しい専門家が、
「石油はなくなるんです」と言われれば
「危ないんだな」と思います。
(僕を知っている人は、「絶対そうは思わないよね」
とツッコミを入れているとは思いますが(笑))
確かに、石油は私達人類が作ったものではありません。
諸説ありますが、いずれの説にせよ
私達人類は、地球が何億年もかけて作った“成果”を
まさに“消費”させてもらっている身分です。
いずれ枯渇します。
ただ、その予想がずれただけ。
いえいえ、
これまで、採掘しようにも出来なかった場所や
これまで、燃料や化学製品の材料として
使えるように採掘できなかったものが
技術の発展によって、「使える価格、使える品質」
になったということ。
(シエールガスや、オイルサンド何かがそうですね)
このことは、私達の日常にいくつかのヒントを与えてくれます。
…足りない。無くなる。
ということを問題ではなく、解決すべき課題として
「省エネ」家電、「省エネ」自動車を開発する
枯渇を“前提”として前に進むやり方があります。
あるいは、
…足りない。無くなる。に疑いをもって、探す、開発する
「新採掘技術の開発」、「従来の形以外の石油を実用化する」
枯渇を無視して(?)通り過ぎて、前に進むやり方もあります。
いずれにしても、今までのやり方に固執しなければ、
思った以上に可能性は拓けるもの。
もちろん、「省エネ」と「新しい石油源の開発」を
両輪で回せばより、安定的なエネルギー供給が
可能になりますよね。
・・・さて、ここ数十年は、石油資源の枯渇について
焦って対応する必要はありませんから、
そろそろ、温暖化に影響があると言われている
CO2の問題に対応する必要ありますよね。
まさに、“地球環境(エコロジー)”の問題。
CO2排出の問題もあれば、もしかすると
全体のエネルギー使用量の問題かもしれません。
・・・CO2そのものは、熱を逃がさない(温室効果ガス)
なわけですから。
熱を吸収して、再利用する。
エネルギーを大気中に熱として放置しない
こんなやり方出来たら面白だろうな。
今、全くこのエリアに関して知恵も、アイディアもありませんが(笑)
子供の頃、無茶苦茶怖れた
「石油がなくなっちゃう」は、
あれから40年、
「石油はなくなってません」。
あの時の地図は、確かに土地ではなかった。
そして、技術革新や、新しい知見が
地球そのものの可能性と、現在知りうる環境の状況を
新たな地図として、見せてくれています。
しかし、これもまた、
「地図は土地ではない」としたら、
大切な事は、
自分の目で見て、自分の耳で聞いて
自分の身体で感じること。
NLPは、私達が私達を取り巻く世界と
どのくらいうまくやっていくのかを
サポートしてくれるものでもあるんです。
そんないつもと同じ風景、状況も
自分にとってどんな風に活かせるか
・・・そんな発想が楽にできるようになる
そのやり方もNLPではお伝えしています。
image credit: ildipapp / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2015.9.30 一部改変)
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