【今週のひとこと】
長年かけて私が学んだ事。
それは、覚悟が決まると恐れが和らぐということ。
(ローザ・パークス/アメリカ合衆国の公民権運動活動家)
I have learned over the years
that when one’s mind is made up, this diminishes fear.
Rosa Louise Parks
“怖れ”は、余り遭遇したくない感情ですが
これが全くないとしたら、“無防備過ぎ!”
ということになりませんか?
“怖れ”は、未来に対する自分の評価だと
捉えることが出来ます。
つまり、未来に起こる“何か”に対して
「自分は対処(対抗)できるだろうか」
という感情です。
ここでは、自分に問いかけているはず・・・
「対処(対抗)をできなかったら
・・・きっと何かマズいことになる」
んじゃないかと。
昔の僕の上司は、あるとき
僕にこう言いました。
「出来るか出来ないかじゃなくて、やるんだ」と。
そのスタンスは、やることが前提。
やるために情報を集め、状況を創り、行動する。
ただ、守るべき最終ライン(怖れるべき分岐点だけ)を
まず支える。
・・・あくまでシンプルかつピンポイント。
もちろん、その上司にとって、
僕の“怖れ”は、守備範囲内であることは
想像できますが、現場に立っている自分に
とっては、
“やる”と決めることで、
具体的にすべきことが見えてくる
すべきことが見えてくれば、
やるかやらないか・・・やりきるか、諦めるか
それだけ。
不確定要素・・・自分の手に余ることは
段々減ってきます。
自分の選択の範囲内であれば
怖れるというのには当てはまらない。
そう、“決断する”ことそのものが、
不安や恐怖を増幅しがちな
机上の(思考上)堂々巡りを止めて
状況に変化をもたらす行動へと
繋いで、現実を変化させ始めるということ
なんじゃないか・・・そう思います。
案ずるより産むが易し・・・という言葉もありますが、
思考を実践に変えるこの決断が
僕らの今の様相をがらっと変える
鍵になっているそう思うんです。
・・・とはいえ、“決断”に資する情報が
内となかなか“決断し難い”もの。
自分とその周りにある情報(≒リソース)を
集めるためにNLPとコミュニケーションの
エクササイズ使う事も出来ます。
ワークショップでは、こんなやり方も提案してます
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2016.10.17 改変)
http://ameblo.jp/awakeners
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