あなたは、コーチをどんなときに使いたい
って思いますか?
困っているときもあるでしょうし
今進めていることの速度を上げたいとき
具体的な目標を達成する…成果を手に入れる
というのもあるでしょう。
コーチは、その
困り事を解決する
物事の速度を速める
成果を手に入れる
“答え”を持っている人が都合が良い
ことになります。
具体的な困り事や
具体的に進めていること
手に入れたい成果の
専門家であると都合が良い訳です。
ここで、原則論を一つ
お伝えしたいとおもいます。
コーチとクライアントとの役割です。
クライアントとの役割は、
実際に
困り事を解決する
物事の速度を速める
成果を手に入れる
ための行動をして成果を手に入れること。
そして、コーチの役割は
クライアントが
困り事を解決する
物事の速度を速める
成果を手に入れる
ための行動をして成果を手に入れるための
プロセスを準備し、実行を促し、成果を手に入れるまでの
過程を維持すること。
です。
ですから、コーチのお仕事は
クライアントさんの
・現状を確認し
・今できること、さらに必要なこと、
これから出来ること、を見つけ、
・その材料を困り事を解決する、
速度を速める、成果を手に入れるための
行動の段取りを一緒に作る
ということ。
言い替えれば
“具体的な困り事”の専門家
“具体的に進めていること、
手に入れたい成果”の専門家
であることは、
コーチの要素の一部でしかないのです。
先輩、専門家としての
定石や経験の提示は
「クライアントの具体的な行動」
の提案、候補を揚げているだけに
過ぎません。
確かに、定石、経験は、
原理原則として活用出来ますが
個別具体的な、課題に
合わないときが出てきます。
…コーチは、あなたではありません
コーチが、困り事を解決するのでもなく
進めていることの速度を速めるのでもなく
手に入れたい成果を手に入れるわけではありません。
あくまで、プレイヤーはクライアント。
すると、
当事者じゃないがゆえの
“素人目線”…
「コーチはクライアントであるあなたではないから
専門家としてではなく、気づいたこと」
を伝えてもらうことが役に立ちます。
アインシュタインの名言に
『いかなる問題も、それをつくりだした
同じ意識によって解決できない』
というのもあります。
コーチが、あなたの知りたい事の
専門家でないことが役立つこともある
このことに気づいておいて頂きたいのです。
コーチの経験が、あなたと違うから
コーチの知識が、あなたの学んだ事と違うから
コーチの背景が、あなたと違うから
このことを上手く利用する。
これもまた、賢いコーチの使い方だ
そう思います。
…あなたにとって、あなたらしい
新しい
困り事の解決の仕方
物事の速度を速め方
成果の手に入れ方
を一緒に開発する
プロセスのマネージャとして
コーチを活用する…いかがですか?
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2018.5.9 改編)
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