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◇“焦り”は焦りの思う壺

◇“焦り”は焦りの思う壺

「焦っちゃって~上手くいかなかったぁ~\(> <;)/」

で、焦っていない“今”よくよく考えてみると

“焦り”

って何なんでしょうね?

というのは、過去の“焦り”を思い出してみると、
最終的には「何に焦っていた」のかが分からない。

国語辞典の類にも

あせり【焦り】
あせること。いらいらする気持ち。焦慮。焦燥。「焦りの色を隠せない」
(デジタル大辞林より)

あせり【焦り・焦躁り・焦燥り】
あせること。気がいらだつこと。 「敵に-の色が見えてきた」 「相手の-を誘う」(大辞林 第三版より)

って、“焦り”の説明に「あせること」とは
説明になってないですよね(笑)

そんな“焦り”まぁ、焦ることとしましょう。

には、多くの人が困らされている。
ですよね。

敵を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず。

焦りとは「それは、どんな風に?」
と探る方が良さそうです。

少なくともそれが、自分の中にあるとき
「丁寧に考える」のを邪魔する
「丁度良い行動をする」のを邪魔する
「自分が自分でいる」のを邪魔する
てなところでしょうか?

つまり、
「考える」のを止めていれば
「動く」のを止めていれば
「自分が自分でいようと思う」のを止めていれば
“焦り”は機能しません。

特に、「自分が自分でいよう」と
“わざわざ”思うのは、“焦り”の思う壺。
さらには、
「焦らないでいこう!」とか
「落ち着いていこう!」とか
声がかかる始末。

・・・人によっては、
「焦らないでいこう!」が
…おい、いま焦ってるぞ!
「落ち着いていこう!」が
…おい、いま落ち着いてないぞ!
って聞こえると、逆効果。

この位“焦り”は、“焦らせ上手”なのです。

そしたら、あまり
“焦らない”とか“落ち着こう”とか
“焦り”を敵に回すやり方は
以外に“焦り”の思う壺。

もしそもそも
そこかしこに“焦り”があるとしたら、
どれだけ焦ったとしても
「まぁ、それ普通だし!」
って思えて、その結果、

心拍数が落ち着いて、
呼吸が整って、
そして、自分の中に
考えるスペースができて、
それなりに自然に動ける
様になれば良いんですよね。

私達はなにか思いがけない
変化が起こると『それに備えろ』と
身体中に緊急指令が飛びます
それを感じて心と身体とが反応する。

が、きっと焦ると言うことなんだとすると。

“焦り”は、私達が
「何かに準備しろ!」という状況変化に
気づいた信号に過ぎない。

ってこと、つまり、
“焦り”に焦る必要は無いと言うこと
ただ、気づいた“焦り”という信号を
何から「準備しようかな?」という言葉に
翻訳してみると、

意外に、
できることやアイディアを発想すること
がたくさん出てきます。

“変化”が起こる度に
その“焦り”ちゃんと返答していなかった
だけな事に気づけば、
今まで、なんて、丁寧に“焦り”に
対応してきたんだって事に気づくはずですから。

そして、今日このブログで、
こんなにたくさん“焦”の字をみたのですから、
もう飽きてしまって、
何でもない一つの情報になっていると
思いませんか?

だって・・・慣れもまた変化の刺激を緩めますからね。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.12.8一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/

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