分かっちゃいるけど“やめられない”のは、
“今、安定”しちゃってるから
「変わらなくちゃ」という思いが
湧いてくる時期があります。
これは、ある意味“贅沢”な悩み
と言えるかもしれないのです。
例えば、忙しくて目の前の“コト”を
こなすだけで精一杯のとき
「〜しなくちゃ」「〜したい」という発想さえ
出来ない状況があります。
・・・必ずしもこの状況が良いとは言いませんが。
それに比して、
「変わらなくちゃ」ということに思いが至るとき
それは、価値のある、大切な状況なのです。
車や自転車、歩いているときでさえ、
急に止まる、方向を変えるのは、危険を伴います。
「変わらなくちゃ」と気づいたけれど、
変化がなかなか起こり(起こし)にくいのは、
物理法則的に、あり得ること、
本来ならば、“焦る必要はない”はずです。
考えてもみて下さい、
今、「変わらなくちゃ」と考えるくらいに
状況は一旦安定している。
“安定”しているとき、
なんだかんだいって行く末が予測できる分だけ
安心です。
・・・仮に現状維持が望ましくない方向に
すすんでいたとしても、
予測が出来ないほど大きくは変わらない
“安定”しているんです。
つまり“安定”を越えるほどの、将来の“価値”が
ないとなかなか、最初の一歩が重い・・・
経験がありませんか?
起こっている“問題”も起こした“失敗”も
“今の状態”で落ちついちゃっている
ここでいう“今の状態”というのは、
「最悪な状態を一旦脱している」状態のこと。
“問題”や“失敗”という『表現』は、
・・・望んでいた結果が得られてはいないけれど
一旦客観視できる程度にはなっている
「最悪の時は過ぎ」ている
ということです。
好転への小さな一歩・・・悪い状況からの
方向転換する“凪”と言えるかもしれません。
ところがここで、ついつい、
犯人捜しをする、責める、内部に対立を作る
せっかくの(つかの間かもしれない)
落ち着いた状況に
好転に繋がらない、味方を減らしているとしたら
もちろん、望んでいない結果のままに
居続けるということは、
自分自身にとって、居心地が悪いこと。
しかし、誰かを責めることで、
せっかくの反転攻勢のチャンスを逃すのは
面白くない。
つまり、失敗や問題に気づいたときこそ、
「心あるいはチームを落ち着けて、
その状況を活用する」
のが得策です。
そして、そのことに気づくことが出来れば、
「変化を起こす」「チャレンジする」上での
失敗や、問題は、起こりうるものとして
織りこんで、対応することができます。
もちろんあなたの対応力の経験知も得られますし。
どんな変化も、“違和感”なしには起きてくれない
変化に対して行動を始めれば、
“安定が崩れる”や、“失敗や問題と遭遇する”と
いうような“違和感”を体験します。
そして、この手の違和感は場合によっては、
“苦痛”と捉えるかもしれない。
その意味では、変化に苦痛はつきもの
と断言せざるを得ませんが、
“違和感”といっても、
もしその“違和感”自体の
“期間”、“タイミング”、“量”、“質”
をあなたが支配できたとしたらどうでしょう。
それを、「変化の準備」として
ひとつひとつ作っていくプロセスが
NLPの変化と学習のプロセスに
内包されています。
いつ、どのタイミングで、
起こりうる“違和感”は、どんなもので、どんな量で
意に沿わない変化のプロセスであれば、
ゴールも、プロセスも
自分で調整できます。
せっかくのあなたの人生、あなたの毎日です。
少しだけ、丁寧に、変化の計画
変化への対応準備の術を
手にいれておくのはいかがですか?
少なくとも、2020年に大きなイベントがある。
それに向かって、世界は変化し続けるし
それが終わったことで、違う変化も始まります。
変化は、自分が拒否しても
周りは周りの都合で変化します。
・・・変化対応を余儀なくされるのは
きっと、生物が生まれた何十億年前から
繰り返されてきたこと
人生の数十年くらいの変化は、
自分の想い通りに対応してもいい
そう思います。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2016.7.8 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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