今立ち向かっている問題。壁やハードルが高いときがある。
一見、自分の力では太刀打ちできないと感じる時がある。

ただし、その壁やハードルへ“馬鹿正直”に
その壁やハードルに真正面から挑無必要があるか
というと、多くの場合考えの外にあったりする。

私達は、大きな展望、理想の状態・・・ビジョンと
そこに進むために超えなければいけない
目の前の課題とを混同してしまうことがある。

ロールプレイングゲームで言えば、
ゲームを始めて間もなく、
自分の経験レベルが低いままで
ボスキャラと戦おうとして
“敵わない”と歎いているようなものだ。

自分の経験レベルが今低いからと言って、
そのゲームを止めてしまえば、
永遠にそのゲームを楽しむことも、クリアすることはできない。

すると、自ずから
「自分の経験レベル」を上げる
ことが、行動の選択肢に浮上する。

そう、経験レベルが低いのであれば、
「（到底敵うことのない）ボスキャラとの戦い」という、
無意味な挑戦で時間と労力を浪費する代わりに、
「自分の経験レベルを上げる」ことは、
建設的でかつ有意義な選択肢になる。

今、できることというのは、
今の自分の状態（能力や実力）で可能なこと。
その中で、もっとも、最終目的地に
一歩でも半歩でも進むことを選べば良いのだ。

無理だ、無駄だ　といって、
何もしなければ、永遠にその状況は変わりません。
現在地と行動が同じならば、これまでに見聞き知った
結果しか得られない。
つまり、状況が好転することはないのです。

しかし、一歩でも半歩でも踏み出すことができたら、
少なくとも、見えるものは変わるし、
聞こえるものも変わり得ます。

現状が“ほんの少しでも変わる”ことで、
次の行動の、スタート地点は既に変わります。
新しい発見の可能性を得られるはずです。

どんなに大きなチャレンジでも
どんなに“困難と呼ばれる”状況でも
“今、できること”がそこに必ずあって、
私達は、その中から、選択をし
“今、できることをする”こと。

それが、困難な状況の中から
出口に向かって歩を進めることに
繋がると思うんです。

どんなに小さな事でも、むしろ小さな事の方が
あなたの未来への一歩、あなたの手に入れたい未来への一歩として
きっと相応しい。

あなたの手に入れたい未来が、
あなたにとって素晴らしいものであればあるほど
あなたにとってハードルの高いものであればあるほど
小さな一歩を丁寧に重ねていく

つまり、“今できること”をすること何じゃないかなあ

(初出　アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.11.27一部改編）
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