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▽▲「“言いたいこと”を言おう」のために・・・“正直に生きる”本能と“上手に生きる”理性”とを調和する②▲▽

▽▲「“言いたいこと”を言おう」のために・・・“正直に生きる”本能と“上手に生きる”理性”とを調和する②▲▽

“言いたいことを言えたら良いのに”って
 思うときありますよね。
・・・実際それを言えたときは、当然気持ちが良い。

しかしその“ひと言”が、その後に与える影響が
上手い場合と、上手くない場合があります。

・・・だから、そう簡単に“言いたいこと”って
  言えないんでしょ?

ですよね。

確かに、僕自身も後先考えずに
“言いたい(と思った)こと”を言って、
スッキリした・・・後、大変な目に遭った。
ことは、枚挙に暇がない(かな?)です。

・・・若いときは、ちょっとした
  勘違い野郎でしたから(苦笑)

それでも、“言いたい”ことには、
自分の“言う”ことに並々ならぬモチベーション
それが、義憤であれ、うっぷんであれ
あるはずです。

ここについて少し“理性的”に
何を“言いたい”のかについて
深められると、さらに良いわけです。

このプロセスなしで、単純に
“悪態”や“反対意見”を伝えてしまうだけを
繰り返すと、
それが、
 「“言いたいこと”を言ってはいけない」
と言う思い(信念)を強くすることに
なってしまうのです。

・・・どういうことか。

今、あなたが“言いたい”こと(特に諫言や異論)は、
現在の状況に、あなたが賛同していないと
言うことを伝えるに過ぎません。

・・・考えてみて下さい。
  どんな意見であれ、自分の意見を
  否定される側の気分を。

そこには、論理的思考からかけ離れた
「邪魔された」という“感情”での思考が
起こっている事が想像に難くありません。

前回の記事でいうところの
 “本能”での議論になっていると言うこと。
 そこで、お伝えしたとおり
 “本能”は、“正直に生きる”力ではありますが、
 それがぶつかったとき、“上手にまとめる”力は
 残念ながらありません。

ですから、そこに“理性・知性”を
あなたの“言いたいこと”を伝えるための
ガイド、プロデューサー、ディレクターとして
加える事をお勧めします。

・・・どういうことか。

 “言いたいこと”を伝える。このことは“本能”的に
 達したいことですが、
 もう少し、深く考えてみると、
 “言いたいこと”を伝えて、その結果手に入れたいことが
 さらに存在することに気づきます。
 実は、ここが本来的に“本能”として“言う”ことへの
 モチベーションの種だということ。

つまり、これまでは、
「“言いたいことを言う”と“その想いは実現されない”
 それどころか、しっぺ返しとなってかえってくる」

この経験が、もしかすると、
あなたが
 言いたいことを言えない
 言いたいことを言ってはいけない
の世界に留めているとしたら如何でしょうか?

そこで、まずは、
 “言いたいこと”を伝えることで
 どんな結果(相手が行動する、納得する、変化する等々)
 があれば良いかについて自分に確認してみましょう。

すると、
 “言いたいこと”は、
 “言いたいことを伝えることで実現したいこと”に
形を変えます。
そして、より純粋にあなたの“本能・本音”が
実現したいことに近づきます。

・・・表現に、建前的、妥協的な部分があっても
 その中に
 “言いたいことを伝えることで実現したいこと”
 が入っていればいいわけです。

その分だけ、
 あなたの伝える言葉、伝え方、伝えるタイミングに
 バリエーションと選択肢が増えます。

ここに、“本能”と“理性・知性”との
パワフルなコラボレーションが
生まれ、有効に働き始めるのです。

・・・前回と同じように

“理性・知性’”か“本能”かというのではなく、
それらを適切な役割で協力させる事で、
あなたの“純粋な想い”を“上手に”
相手に伝えることが出来る。

そう思いませんか?

実は、“言いたいこと”を言うために、
自分の“言いたいこと”の中身を深く知る
そのステップを準備するのは如何でしょうか。

この時、自分の小さな五感の変化からも
メッセージを受け取る技術として
五感の活用をお伝えしますし、
さらに、言葉が相手に与える影響を
語感の活用方法として、
NLPを中心としたご提案、
お届けしていきます。

image credit: rawpixel / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2015.7.8 一部改変)

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