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◇“私”は一定じゃない・・・賢い世界の広げ方

◇“私”は一定じゃない・・・賢い世界の広げ方

後から“冷静”に振り返って、
「なんてバカなことをしたんだ」
と結果と自分とに落ち込むことあります。

そう、私は“バカだ”と思えることを
したということになります。

ところが、
私が“バカ”だと仮定すると
真っ当な期待通りのことをしたのですから
落ち込む必要は全くない。

もし、落ち込むのだとしたら、
私は、“バカ”ではないということになりますね。

まぁ、冷静ではないときに、
そういう“行動”をしてしまうことは
あるかもしれませんが
少なくとも、
私は“バカなことをする”時以外は
“バカなこと”はしていませんから。

 罪を憎んで人を憎まず。

結果に対して、
反省や改善点を洗い出すのは
いいことですが、
結果を引き起こす行動をした人そのものを
責めるコトは余り意味がありません。
・・・責めたところで、結果は変わりません。

その代わりに、
 望ましくない“行動”を起こさないために
 その人(場合によっては自分)の
 望ましい行動を起こす状態やきっかけ、方法を
 見つけておくことが役に立ちます。

どんな人も、
 望ましい行動をしているのですから、
  望ましくない行動をするとき以外は。

考えてみれば、
望ましくない行動は、多くの場合
“してしまってから”気づくもの。

しかし、私(達)には、
その行動の違いを作る違いが
あるはずなのです。

どんな人も、“完璧な失敗”を
することそのものが難しいのですから。
なぜなら、経験として積み上がらない
失敗が存在し得ないから。
・・・そこから、何かを学び取るかどうかは
   別の問題ではありますが。

私達は、
 “上手くいく”感覚を知っていますし、
 “上手くいかない”感覚も知っています。
それは、ひとそれぞれ。

それぞれの
 “上手くいく”感覚に気づいてどう行動するか、
 “上手くいかない”感覚に気づいてどう行動するか、
をNLPのアイディアやスキルでその準備が出来ると、
現状から、自分の今できることから
リソースが引き出せます。
再発見できると言っても良いでしょう。

今、現状から、それが見つかりにくい状況でも
その視点や、つかみ方、リストアップ方法を
持っていれば、その時期が来たら、
あなたの世界の可能性はいつでも広がると言うこと。

「なんてバカなことをしたんだ」って
思ったあの出来事も、少し時間を置いて
再点検したとき・・・良い経験として
あなたの中に根付いていたのではないですか?

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.10.13 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/

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