1+1はどうして2なの?
と素朴な疑問を質問をしたのは
未来の発明王、トーマス・エジソン少年。
算数の式では、1+1=2
と言うことになってます。
算数の式では。
実社会では、何が起こるかというと、
人が一人と、人が一人集まると
二人になるにはなるのですが、
場合によっては、0になる事がある。
・・・経験ありませんか。
例えば、
仕事をしているときに、
手伝いに来てくれた人。
お願いしたいことは沢山あるのに…
日本語が全く分からない。
…意思疎通をするのに時間をとられて
元の仕事が進まない。
あるいは、
…仕事の進め方で、意見が分かれて
対立してしまって、進むどころか
互いに邪魔をしあってしまう。
つまり、人が一人と人が一人
どのように協力するかの要素に
気を配っていないと
1+1<2(2より小さい) ・・・どころか
1+1=0
になっちゃう。
数字の足し算と違うのは、
人と人との関係には、
その力をどの方向に向けるか、
正面同士で打ち消し合うこともあれば、
同じ方向に向いて相乗効果を生み出す
ということ。
心の作用が結果を変えるということです。
その違いはどこにあるのか。
相手の意図や想いを全部飲まなくちゃ行けないのか・・・
そうではありません。
それは、互いに互いの思いや、
大切にしたい価値観を
尊重すること。
相手は相手の価値観、自分は自分の価値観
それはそれぞれ違っていても(同じでも)
いいのだ。ということ。
・・・認め合うということ。
そして、その上で、
今、その二人で、1+1=0 ではなく
1+1≧2(2以上)を発揮したいとしたら、
互いの大切にしたい思いを大切にしながら、
協力したい“こと”に対する価値が何かを
話し合って見つける。
・・・何だか難しそう。
そうかもしれませんね。
それでも、せっかく協力しうる舞台があって、
そして、それを達成出来たとしたら
互いに、どんな価値が手に入るのでしょうか?
それぞれが、手にする価値
協力することで、手にする価値
達成した成果で、恩恵を受ける人達が手にする価値
・・・どんな価値が手に入るか
話し合ってみるのは如何ですか。
多くの場合
「どんなふうにする?」「いつする?」「なにからする?」
「だれが、どれからする?」「どこでする?」
から話し合っちゃいます。
これだと、ここが嫌だ、それが嫌だ、その段取りが嫌だ・・・
「嫌だ」が表出した瞬間、意見が正面衝突
1+1=0
が算出されますよ。
協力することで達成したい成果の恩恵を受ける・・・心スタートにおけば、
自ずと、実現のために
1+1≧2
が必要になりますから。
それにそった、協力前提の作戦が立てられるはずです。
ここまでは、ある理論上の話。
これを、NLPのコミュニケーションや
相手の“価値観”を理解する実習を使いながら
実践・・・実現できます。
これが、僕自身がNLPトレーニングや、
コーチングを通して、使っていることであり
体験して頂いていることです。
あなたがチームを率いて、そのメンバーの
力を引き出す必要があるのであれば、
互いの力を引き出すコミュニケーションも
NLPを通してお伝えできたらと思っています。
一人一人のその異なった価値を
それぞれ認め合う。
間違いなく、あなた自身が誰かの力を
引き出す事のできる可能性をお伝えする
トレーナーとしてコーチとして
大切にしていることです。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.9.8 一部改編)
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