「自信なんてあるはずないじゃないですか」と
自信たっぷりに断言されても…
・・・コースでも話すことがある、鉄板ネタ
物事を自分が気づく…「捉える」とすると
その捉えた場所によって
その見え方、聞こえ方、感じ方は変わるもの。
私達が身体の何処かで得た情報(刺激)は、
神経伝達物質と、電気信号を通して
伝わる時点で、“時間のずれ”は起きる。
どうやっても、微細な時差や、情報のズレは
起きちゃうんです。
・・・って言ってると、日常生活は
かなり面倒なことになります。
「厳密に言うと…」なんて言葉を
朝から晩まで、枕詞に暮らすのもまた
堅苦しい。
しかしながら、私達の日常生活では
・・・伝わってるはずだ
分かってくれてるはずだ
伝わらないはずはない
分からないはずはない
といった、自分の中の「情報のズレ(≒思い込み)」の
方が、矛盾というか、エラーを起こすことが
少なくないわけで…
コミュニケーションの原則
「地図は土地ではない」。
相手が見ている世界が、
自分が見ているものと同じかどうかは
期待はしたいけれど、そうとは限らない。
特に、日本にいると、多少の方言はあれ、
まず、言葉が通じないという心配はない。
という安心感から、
伝わったかどうかの、チェックをついつい忘れる。
このズレが「想いの行き違い」となり、
かわいさ余って憎さ百倍。
親しければ親しいほど・・・。
相手への“伝わっている”の期待が大きいと
“伝わらなかった”時の落胆も大きい。
繋がりの強さは、諸刃の剣。
そう、親しければ親しいほど、
コミュニーションはお座なりはまずいってこと。
伝わるはずの人に、伝わらないという“矛盾”。
どんなコミュニケーションも、
相手を大切にしながらするもんだなぁと
反省も兼ねて、今週のつぶやきでした。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.8.28 一部改編)
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