世界は自分の思い通りに行く事ばかり・・・
ではありません。

　身近なところで言えば、
　天気予報も降水確率０
　お気に入りの靴を履く。
　雨の心配は無い・・・工事現場の警備員さんが
　まいている打ち水で、靴が濡れる。

充分に準備していても
自分が影響を与えられるところと
そうで無いところがありますから
全てが準備できていなかったとしても
仕方の無いところ。

　・・・安心して下さい。

そこは、経験として私達は
重大な“リスク”を避ける学びや
知恵を周りと共有できます。

それでも、
　「なんだか、ヤな感じ」
　「なんだか、上手く行く感じ」
といった、直感が働きます。

そこには、これと言って“説明できる”
根拠はないのですが、
私の中の“私”が、
　警告を発する、ゴーサインを出す
わけです。

本来この“直感”は、私達が
“生きる”のに必要な判断をする
根拠・・・命にとって「良い／悪い」を
生物としての基本機能であると
言われています(生命脳とよばれる脳幹由来)。

ところが、私達、人間は
“論理的理解”とか“歴史的経験”といった
賢さを手にいれたがために、
この“直感”を素直に受け止めにくくなっている。

・・・言ってみれば
　　　根拠を示せ！説明できない“直感”など
　　　信じられない
　　　というようなもの。

“直感”が“生命脳”由来だとすれば、
人類400万年といわれる以前から、
生物として持っていた判断基準…ずっと歴史は古いんですよね。

どちらを選ぶかは、
それぞれの価値基準にお任せするにしても、
一目をおくのは、とても役に立ちます。

むしろ、“生きる”に繋がるかもしれない
大きな決断、
　新しい事を始める、挑戦する
　重大な決断をする
こんな時には、ひとつこの“直感”を
見直してみるのは如何でしょう。

　“直感”と大きなくくりでお伝えしましたが
　言葉で表せない、言葉で説明しにくい
　自分の中のメッセージ（非言語メッセージ）は
　“五感”を通して、私達はその存在を
　知ります。

そこで、この“五感”を通した、私の中の“私”の
メッセージ、判断基準をしっかり受け取る方法として
五感の鋭敏性を鍛えるというのもお伝えしています。

これも、わたしの“私”のメッセージの全てを尊重する。
・・・“私”を尊重する。
トレーナーとしてコーチとして
大切にしていることです。

(初出　アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.8.25 一部改編）
http://ameblo.jp/awakeners/

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