自分を“誇り”に思うということ。
今回使っている“誇り”と言う言葉、
実を言うと、辞書の意味とは少し違ってます。
辞書を引くと、
「得意に思う、名誉に感じる」
なのですが、もう少し、自然な感じ。
ちょうど、
“自分が自分であることが嬉しい”
“私が私でよかった”
と言う感じ・・・ナルシストでもなく
自然に自分が自分であることを自分で認める
感じでしょうか。
私達一人一人が、“生きる”のは、
“自分”の人生。
自分に疑念を持ったり、否定したとすれば
一体何をしているんだってことになる。
もし、今始めて、そのことを意識したとしても
(そうでなくても)
今日、ここからの“人生”は、紛れもなく
“自分”の人生。
それを基本線に今朝もスタートですよね。
“強み”とは、特徴のこと。
もちろん“弱み”も。
社会人になると、“自分”を知るというときに
“強み”と“弱み”というキーワードが出てきます。
確かに、漠然と「“自分”とは?」と
訊ねられるよりも、答えやすいのかもしれません。
・・・往々にして、どちらかしか出てこない
と言う場合もありますが。
しかし、“自分”について、“強み”、“弱み”を
呼び水にして、その“特徴”を列挙することで
自分が、したいこと、自分がすべきことが
考えやすくなります。
ここで、私達が使っている“言葉”のトリックに
注意が必要なのです。
それは、“強み”、“弱み”のもつ言葉の印象が
良くも悪くもあなたの特徴に、善し悪しの
“評価”をつけてしまうこと。
“強み”と呼ばれるものも、
“弱み”と呼ばれるものも、どちらも
“特徴”にすぎません。
そして、本来はそれを、
“適した場面”で使えると“強み”になり
“適さない場面”で使うと“弱み”になるだけのこと。
私達は“自分”について評価するかわりに
自分の“使い方”について工夫することで
“強み”を増やせたり、
“弱み”を抑えられたりするわけです。
今の“自分”からでいいんです。
起きたら、急に“大成長”している。
ということがない限り、“自分”ができることは
昨日より“少しだけ”増えている
と言ったところでしょうか。
この小さな変化の積み重ねが、“成長”なのでしょう。
だとしたら、先の“成長”を期待するあるいは、
期待して、努力・精進することは大切です。
さらに大切なのは、“今、ここ”の自分が
今できることを今すること。
ここで、出来ない、あるいは、出来ないかもしれない
ことで躊躇したり、留まったりしているだけでは
何も変わりません。
そしてまた、そのことで、
自分にダメ出しをしたり、非難するのもまた違う・・。
それは、むしろ、
“自分”がダメなのではなくて、
自分の“使い方”が今の状況に合ってない
ってだけなのですから。
“使い方”について、反省会です!(笑)
どんなときも、今の“自分”は、
人生で一番経験豊富な“自分”です。
その経験が何であれ。
・・・したくなかった経験であれ
貴重な経験であれ
あなたの人生において、一番経験豊かなのは
今の自分。
今の自分にできること以上の事はできません。
というか、今できる最大のことを
すれば良いだけのこと。
仮に、反省したいこと、悔いたいことがあったとしたら
その“行動”や“結果”、
そして、それを選ばざるを得なかったような
選択肢しか準備出来なかった。
そのことについてそうしてください。
ただ、その選択をした“自分”は、
そこにある“選択肢”の中で、それを最良のもの
として、選択しただけ。
・・・いつも私達は、気づいている選択しの中から
最良のものを選んで居たに過ぎないはずなのです。
つまり、私達が、さらにより良い選択をするために
その選択肢に気づく“自分”をもっと自由にさせて
あげてください。
・・・そのために、もっと
「“自分”が“自分”でよかった」と
信じて任せてあげてください。
自分と“自分”との信頼関係。
これに勝る、成功法則はないんじゃないかな
そう思います。
・・・慣れないなとおもうときには、
すこしずつ、ちょっとずつ。
そう、毎日一緒に人生を歩んでいる
“自分”を認めて、信じ始めてみてください。
・・・NLPのワークショップでは、
この「“自分”が“自分”でよかった」
「“自分”の思うがままに生きればいい」
を織りこんでお伝えしています。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2016.2.5 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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