「なんだかわかんないけど上手くいくよ」
・・・説明のつかない、まさに“根拠のない自信”
っていうのあります。
このコラムでも何度ともなく
このテーマで書いている気がしますが・・・
それ程、僕にとっては、“核となるテーマ”
のようです。
一方、根拠のない自信の対極(?)にあるのは
“根拠がある自信”
といえるでしょうか。
ところがよくよく考えて見ると、こちらは、
“条件付きの自信”と言っているように
感じませんか?・・・僕だけかなぁ
ともあれ、“根拠”のある自信は、
その“根拠”が存在する事が条件ですし
その“根拠”が引き起こす、ある種のストーリーが
思い通りに進むことが条件です。
・・・つまり、そのストーリーが躓いてしまうと
あるいは、破綻してしまうと
その自信の“根拠”も脆弱なものとなる
かもしれないと言うことです。
ですから、これらの
“根拠”のない自信のいいところと
“根拠”のある自信のいいところとを
取り入れた、言わば
“根拠を越えた”自信
とでも言うべきものを手に入れる作戦は如何でしょうか?
まず、根拠のない自信というのは、
傍から見ていて、源泉掛け流しの温泉のごとく
その自信は、何があっても尽きません。
・・・在り方そのものが“自信”だったりします。
上のこのフレーズでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
「自分の存在(の可能性)を信じている」感じですね。
つまり、
自分以外の何かを根拠に自分を信じるのではなく
「自分が出来る全てのこと、自分が持てる全てのもの」を根拠に
自分を信じると言うこと。
これ、かなり強力だと思いませんか?
・・・ちょっとこれは、キープで(笑)
そして、もう一方、
まず、根拠がある自信というのは、
具体的に自分がすべきことやその物語に
意識的に気づいている・・・分かっているという
安心感があります。信頼できる道案内の人がいる感じでしょうか。
つまり、世界に影響を与える具体的な行動や変化と
自分とが繋がっている・・・分かっている・・・ことが
実を言うと、自分への、そして他人への
説得力が半端なくあると言うことです。
つまり、自分の“現実感”と共に、
自分を真実と言うこと。
これもまた、大切な感覚だと思いませんか?
私たちの心の働きは、一つの“自信”という
感覚をとってみても、さまざまな“階層、レベル”で
私たちの気持ちややる気、行動を
ある意味、支配しています。
しかし、今日お伝えしたように、
その一つ一つの階層、レベルを
意識的に気づいて、一つ一つ、扱う。
必要な事に気づいて、必要な風に動かす変えていく。
その方法として、NLPをお伝えしています。
私たちは、実に、ややこしくてシンプルな
興味深い存在なのかもしれません。
しかし、その分、その使い方が分かれば分かるほど
毎日が人生が、楽に、楽しく進むようになります。
そして、それを活用しながら、
自分の力を発揮したい場面、
自分が実現したいこと、
期待されている役割を
やり遂げる、ホッとする、達成感を味わう。
そうしながら、毎日を人生を楽しんで行く。
それを、まずは自分で実践しながら
周りの方々ともそれを共有できる人を増やして
行きたいと思っています。
image credit: rawpixel / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2015.6.3 一部改変)
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