将棋を指す人ほどではないですが、
生きていくにおいて、自分の行動の数手先は
だれでも読んでいる・・・って思うんですよね。

　その“手”が、いい手かそうでない“手”かは別にして。
　ただし、その“手”を読み切れない
（ま、なんだか考えがまとまらずにぐしゃぐしゃって感じですね）
　と、数手先の存在を読んだことがかえって
　“不安”を呼んだりする。

…場合によっては“考えすぎ”ということになる。

すると、

…考えすぎないようにどうしよう、と考える事になる。

「考えない」っていうことを「考えちゃう」んですよね。

じゃ、どうする…って考えすぎると“自分の思うつぼ”なので
ちょっとシンプルに

　・考えるを手放す　　…考えても良いし、考えなくてもいい
　・考える結果を手放す…答えが出ても良いし、出なくてもいい
　・もうイヤと言うほど徹底的に考える。もう迷わない(笑)

…この点について“考える”のをやめると一つ考える事が
　シンプルになる。

考えが混乱するようなとき、この考えの層の複数のことを
同時に考えようとしちゃってるかもしれないんだよね。

なので、考えているいくつかのことを、
敢えて“一つ”を除いて、やめてみる・・・シンプルにしてみる。

自分一人でも出来るし、
ときには、コーチやＮＬＰプラクティショナーに限らず
相手との会話で、シンプルにするのを促すこともできる。

・・・考えがこんがらがっているとき
　　　力尽くで解くのではなく、
　　　一つ一つ解く、絡まった糸を解くように。

当たり前に思えることだけど、
とくに、考えるのが得意という方、
反対に、長く考えたくないという方、
こそ、急がば回れ、１つずつ、
自分の考えてること丁寧に扱ってみる
のが良さそうですよ。

(初出　アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.8.7 一部改編）
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