【今週のひとこと】
人間はその“想像力”に支配されるのだ。
(ナポレオン・ボナパルト)
The humanrace is governed by its imagination.
Napoléon Bonaparte
日本の諺にもありますが
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」
月の光か何かに照らされた枯れススキを
“そう”思い込んでみると“そう”見えてしまった。
人って言うのは、ありもしないものを恐れてしまうんだ。
ということの喩えです。
これを、私たちの“ものの見方のクセ”として捉えると、
「“自分”に都合よく考える」と“そう”思えるし、
“そう”なる気がする。
「“自分”に不都合だと考える」と“そう”思えるし、
“そう”なる気がする。
どうしてかというと、この〔“そう”〕という、
便利な言葉・概念があるから。
人は、自分の考えを「正しい」と思いたいんです。
なにしろ、自分がこの“世界”を生きるための
判断基準だから。
なので、自分の期待のハードルを上げ下げして、考え(≒仮説)を
「“自分”に都合よく」
「“自分”に不都合に」
しながら、自分の仮説を“正しい”ことにしようとする。
それでも、“仮説”に反した結果が出ることがある。
すると、
自分の考えを「正しい」と思いたいので、
起こったことは“偶然”、“たまたま”と分析する。
その繰り返しが続けば、結果、
自分の考えた(仮説を立てた)ように
なった“経験の記憶”だけが印象に残ってしまう。
ということ。
だとしたら、自分にとって
“好ましい想像”で、仮説を立ててみるようにするのは
どうだろうか?
もちろん、「世の中」はそんなに“甘くない”のは百も承知で。
“甘くない”けれど“鬼ばかりでもない”
徹底して、
“自分にとって好ましい想像”が仮説として
成り立つ状況、環境、方法、協力、応援、新技術、神風、ラッキー、タイミング…
かき集めてみません?
その中の、何割かが働くだけでも
あなたにとって好ましい仮説の
成立の可能性は高くなるはず。
そう、あなたの未来も
その未来をデザインする
あなたの“想像力”にかかっている
と言って良いんじゃないでしょうか?
さて、2017年も残り2週間。
2018年に向かって
今週どんな一週間を過ごしましょうか?
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