どんなに素晴らしいことを伝えていても
それが相手に伝わらなければ、
そもそもその素晴らしさは届きません。
「なにを,当たり前のことを!」
そう、当たり前のことなんです。
しかし、その“伝わらなければ”という前提を
左右する
伝わるか/伝わらないか
の境界線について、
私達は、思いのほか無頓着です。
今、私達は、沢山のコミュニケーション手段を持っています。
直接放すだけでなく
手紙やハガキ、電話、FAX
Eメールに、SNS、メッセージチャットなどなど。
さまざまな“伝え方”が存在すると言うこと。
たとえば、
相手に謝らなくてはならないとき
SNS上で謝る
のと、
直接会って謝るのとでは
その伝わり方は異なります。
・・・だからといって、SNS上で謝るのが良くて、
直接謝る方が良いのだ
と言う気はありません。
それぞれの状況に合った、“伝え方”がある
ということをお伝えしたいのです。
これは、とりもなおさず、
相手と互いの繋がり方について共有している。
少なくとも、伝え手が相手の状態を
理解していることが重要なんです。
・・・これに気づいていないと、
高飛車に威圧したり、
弱気で肝心なことを伝えきれなかったり、
するでしょう。
高飛車で威圧的に伝えたときに
伝える相手は、その威圧に対して
ある人は、
対立(反抗)する姿勢で話を聞きますし、
ある人は、
萎縮して話を聞くでしょう。
仮にこの時のメッセージが、
「(純粋に仲間として)一緒に
協力してやりましょう!!」
だったとしたらどうでしょう?
このメッセージを伝えるに相応しい
伝え方は、“高飛車”でもなく“弱気”でもない
たとえば、“誠実で真摯な”伝え方かもしれません
あるいは、“フレンドリーできさくな”伝え方かもしれません。
もちろん、ここであげた例は、
極端なものにしています。
通常のコミュニケーションにおいては、
もう少し微妙な違いになるでしょう。
その時に、自分自身が
相手との関係性を整えるために
どれだけ相手の状態に気を配るか・・・気づくか
にかかってきます。
あなたが、相手のことを“知る”、“興味を持つ”
ことが、結局のところ
あなたのコミュニケーションの質を
高める事になるのです。
これが、先程伝えた
「相手と互いの繋がり方について共有している。
少なくとも、伝え手が相手の状態を理解していること。」
に繋がるんです。
もしかすると、
あなたの伝えたいことが伝わっていなかったのは、
相手に会った“伝え方”ではなかった
のかもしれません。
相手のfacebookに、LINEのメッセージは届きません。
相手に伝わる“伝え方”に気づくこと大切です。
「コミュニケーションは、話す中身よりも・・・伝え方」
なんですよね。
もともと、相手と自分との間には、
違った観点があります。
そのことに気づいて、
「相手に伝わるように伝える」ことに
今以上に意識を向けると、
相手との繋がりが、その繋がりが生み出す世界が豊かになる。
これもまた、私がNLPをお伝えする中で
実現したい変化です。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.7.7 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/
Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ http://liveasmyself.com/
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