【今週のひとこと】
たとえ正しい道にいたとしても、
そこに座っているだけでは、轢かれてしまうだけだよ。
(ウィル・ロジャース/アメリカのカウボーイ、コメディアン、作家、俳優)
Even if you’re on the right track,
you’ll get run over if you just sit there.
Will Rogers
おはようございます。
コミュニケーションイノベーター ひじままさきです。
とかく“正解”を探したがる。
これは、受験を含めて今までの教育がそうだったからか、
あるいは、ネットが普及して、
何でも答えがすぐに見つかるようになったからか。
それは、分かりませんが・・・。
物事が正解か、不正解かは、
その正解の“効力”の期間による
そんな気がします。
なにしろ、今では、
鎌倉幕府の成立は1192年は不正解。
遣隋使や憲法十七条に関わる人物は
聖徳太子では不正解。
つまり、
ある時代に正解だったものが
有る時代には不正解になる。
あるいは、
「人間万事塞翁が馬」・・・何が幸いするか分からない。
としたら、
毎日毎日のわたしたちの選択の
どれが正解で、どれが不正解だなんて
分かりゃしない。
そう、正解を選ぶことには
もしかすると、実際の人生においては
大きな意味はないのかもしれない。
むしろ、選んだ後に、起こったことに
どのように気づいて、どのように次の選択をするか
どのように行動するかの方がよほど
大切・・・その余裕というか、その身軽さが
役に立つんじゃないかな。
そう思います。
重大な決断。人生には何度かあると思います。
そして、その決断の後に
どこかのタイミングで
「しまった!」なんて思う瞬間と
遭遇するかもしれません。
だとしても、その決断が不正解なのではなく、
次の“決断”の場面がやってきただけのこと。
正しい選択をするかどうかは、
一度きりじゃないってこと。
仮に何度も、正しい選択をしていなかったとしても
そのことに気づいたってことは
次の選択のチャンスがあなたにやってきたと言うこと。
それがやってきたと言うことは、
途中苦労があったとしても、“正しい”選択だったんじゃ
ないですか?
“正しい(選択)か否か”で迷いすぎるときは、
あなたが“正しい”と感じる方を選ぶ。
納得していれば、“自分の想い”において
どんな選択であっても“正しい”ものに
しちゃう。って思いません?
どうぞ、良い一週間をお過ごし下さい!
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2016.2.1 改変)
http://ameblo.jp/awakeners
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