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【今週のひとこと】相手が“そうしやすい”ように、状況を動かす

【今週のひとこと】相手が“そうしやすい”ように、状況を動かす

【今週のひとこと】

 二度と来て欲しくない面倒な客には、金を貸してやると良い。

  (ベンジャミン・フランクリン/アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者)

  If you’d lose a troublesome Visitor, lend him Money.

             Benjamin Franklin.

私達は、相手に何かをしてもらおうと考えていると
自分を中心において、主張をしてしまいます。

仮に、あまりに露骨だなと思って、
間接的、示唆的に伝えたとしても
“私がして欲しいこと”をしてもらうように
仕向けます。

…多くの場合、その意図に、うすうす気づかれると
 相手の方は、そこに反発心も感じるモノ。

 NLPの技術の基礎となる技術を体現していた
 卓越したセラピスト、ミルトン・エリクソンは
 相手に改善して欲しいことがあるとき、
 それとは全く関係の無い(と相手が思ってしまう)
 課題を与えたといいます。

つまり、どんな人も「誰かにやらされる」と
いうのには無意識に反応するようです。

さて、今回のベンジャミン・フランクリンの名言。

 二度と来て欲しくない相手が
 二度と会いたくないと思わせる方法の一つとして
 「お金を借りる」ことで
  ・会うと、負い目を感じる
  ・会うと、返さなければならない
  ・・・・
 
 どうにも、出来たら会いたくないと、
 借りた方は思ってしまう場合が多いでしょう。

 お金が返ってこないということ、相手との関係も
 きれいさっぱりになってしまうということ
 この2つのリスクを前提に使うとたぶん効果はあるでしょう。
 ・・・これは、この方に会った方法だったのでしょう。

この名言、すべての人に当てはまるとは限りませんが

この名言が、教えてくれる

「あなたが希望する行動を“相手”が自ら進んでする条件」

を見つけて、相手に提案するというやり方は

これまでの苦労が“何だったんだろう?”と
思ってしまうほどあっさりと
相手は、そのように動いてくれるはずです。

・・・相手が“進んで”するのですから。

その時に大切なのは
「自分の何よりも増して得たい結果は何か」
にフォーカスを当てておくこと

あなたが一番手に入れたい結果であれば、
仮に、それが、少し思い切った額を投資する
というものであったとしても

その最も効果的な選択をするための
選択肢の一つとして機能するはずです。
一度、探求して見るのは如何でしょうか?

どうぞ、良い一週間をお過ごし下さい!

(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2016.1.11 改変)
http://ameblo.jp/awakeners

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