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ぶれるからこそ“中心”がわかる・・・自分を中心に置く④

ぶれるからこそ“中心”がわかる・・・自分を中心に置く④

親しく言葉を交わすかどうかはべつにしても
毎日が“誰か”と関わることで
日常が成り立っています。

その中で、
誰かを気遣ったり
誰かに叱られたり、
 ほめられたり、
 感謝されたり

つまり、自分以外の人からの
影響を受けて
日常を過ごしているわけです。

誰かに、勇気をもらったり
誰かに、打ちのめされたり

そのとき、
 うかれて、自分を見失ったり
 焦って、自分を繕ったり
することもあります。

私達の心は、

ときに揺れます、ぶれます

でも、そのことそのものは
自然なことです。
いわば、柔軟に受け流すための
心の遊び、余裕と言えるかもしれません。

ただ、
揺れたまま、ぶれたままだと、
都合が悪い。

たとえば、気持ちが定まらない、
 決められない

…これがもしかすると
 自分が中心に居ない状況。

そして、ただ、今自分が
揺れたままでいたこと、
ぶれたままでいたことに
気づけないとき…困るだけなのです。

自分が中心から外れたからこそ
中心がわかると言うもの。

揺れているとき、
意外に、自分自身に対して
注意を向けていません。

そのことに気づけばいい訳です。

その意味で、
自分の呼吸や身体の動きに
意識を向ける、深呼吸は
自分を取り戻すのに
役立つわけです。

そして、それに加えて
自分は「揺れる」ことがある
自分は「ぶれる」ことがある
ということを自分に許してあげて下さい。

それは、あなたの大切な
柔軟性の幅なのですから。
そして、そこからただ、
すぐに気づいて、自分で
自分の居場所を中心に整えればいい
ということです。

どんな状態でも
自分は自分ですから。

今、自分が
「どんな状態なのか?」
に気づくことが

明日からの自分の
パフォーマンス向上に
かなり貢献するはずですよ。

ではまた。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2017.6.28改編)

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