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言葉の“奥にある感じ(≒ムード)”を使いこなしてみると

言葉の“奥にある感じ(≒ムード)”を使いこなしてみると

 ああ゛〜っ、言っちゃったぁ・・・
  私達が使っている言葉は、半ば無意識です

 使い慣れていない外国語、
 ちょっと苦手な敬語や、専門用語を使うとき
 緊張したり、「話すのに疲れるなぁ」と思ったり
 しませんか?

 こんな時には、私達は、“言葉”に
 注意、意識を向けて、まさに“意識的”に
 言葉を使います。

 一方で、日常何気なく話す言葉や、
 心の中でつぶやく言葉はどうでしょうか。
 考える事なく、泉が湧き出るように
 言葉を使ったり、話したりしています。
 
 私達にとって、“言葉”を使うと言うことは
 “意識”と“無意識”との両方の領域を
 使う事に繋がってるんですけれど、
 ・・・いかが、思われますか?

 “できない”と“したくない”との境界線
 “やりたい”と“やらなくてならない”との境界線

 「すみません、忙しくて出来ないんですよ」
 
 この言葉から、どんな印象を持ちますか?
 “時間がなくて実行不可能である事を謝っている”
  と捉えることも出来れば
 “時間を理由にしたくないことを暗に伝えている”
  と捉えることも出来ます。

 表現の上では、“できない”で、
 “物理的に不可能”も“する意志がない”ことも
 表すことが出来ますよね。

 他人の言葉でさえそうなのですから
 自分の中に浮かんでくる“できない”にも
 その言葉が持っている感じ≒“ムード”を
 捉えてあげることがとても大切です。

 時として、頭では“出来ない”と困っている事が、
 本音の所では“したくない”だったなんてことが
 あるとしたら、その困り事が解決しないのも道理。

 考えていることと本音がちょっとズレているから。

 しかし、それも私達が、言葉の奥にある感じ
 のズレに気づいてみる。
 そして、そのズレが解消されるような表現を
 探ってみることで、気づかずに上手く事が
 進んでいなかったことが、流れ始めるはずです。

 言わば、言葉を通しての
 “意識”と“無意識”との対立を、
 自分自身で和解させ、協力させる事にも
 繋がるのですから。

 同じように、あなたにとって
 「やりたい」と考えていたことが
 もしかして、「やらなければならない」と
 無意識が思っていたとしたら

 同じように、言葉の奥にある感じのズレに気づく。
 そして、そのズレが解消されるような表現を
 探ってみると、
 もっと、やりがいを感じてそれをできたり、
 もっと、手間をかけずにそれをする方法を
 見つけられる・・・なんてことも出来る。

 そう、思いませんか?

 日常にこそ、自分をバージョンアップする種が
                隠れています。

 言葉を使う。多くの人にとって、
 日常的なことで当たり前のこと。
 ないがしろにしているつもりは無くても、
 さらっと流している
 (普段は、そうじゃないと疲れますよ!!)

  しかし、そこには、
  どれだけ考えても、どれだけ調べても
  上手く行かなかったり、スムーズに進まない
  自分の中にある整えるべきだった“ズレ”が
  隠れているモノです。

 そして、それに気づいて、
 必要に応じてそれを整える。
 これが、NLPやコーチングを通して、
 手に入れて頂きたい一番土台の所。

 その結果、あなたが
  問題に取り組みやすく、解決しやすい。
  目標に挑戦しやすく、実現しやすい。
 準備をして頂きたいのです。 

 その違いをつくるステップと行動が
 NLPや、コミュニケーションメソッドに
 あります。
 そしてそれを、お伝えしています。

 身体を整えるのと同じように 
 あなたの心と言葉の使い方を整えることが
 あなたの毎日、そして、人生を
 上手く、スムーズに進める役に立つはずです。

 あなたを整える。
 その入り口として、このブログを
 お読みいただけていたとしたら幸いです。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2015.6.26 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

本格的に使えるNLPを1日で体験・実践、ワンデイレッスンこちら
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