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◇“伝える”にはまず、相手の“メッセージ”を受け取る

◇“伝える”にはまず、相手の“メッセージ”を受け取る

どんな人間関係でも、最初は“初対面”です。
もちろん、『第一印象』と言うものもありますから
全く純粋に、好きでも嫌いでも無い
ということはないかもしれません

 だからといって、いきなり「私はあなたが嫌いだ!」
 と宣言されることも、そうはないはずです。

 仮にあったとしても、互いに分かり合える以前の
 『初対面』の段階ですから、
 そこで持ちうる“評価”などは、全くもって『浅い!(偉そうですね…)』

 初期の相手の評価は、それこそは
 恐るるに足らずと言ったところなのですが…

 どこで言われたか、どこで聞いたか、
 「つかみが大切」と言われてしまうと
 ついつい、人と出会うことは
 「おっかなびっくり」とても怖いものに
 なってしまいがちです。

ここで、私達のクセ、パターンを点検してみます。
 まずは、「相手に嫌われまい」と思って
 結果として「よそよそしく」ふるまう。
 あるいは「(自分を)我慢する」。
 …居心地が悪いのや、緊張を強いるこのパターンは
  結果無理が来ます。
  (その)人が嫌いになったり、かえって自分を責める
  ことになりかねません。

 あるいは、相手のちょっとした反応をみて
 自分でそれを私は「嫌われている(かも)」と
 判断して、相手を「嫌う」振る舞いをするパターン。
 …相手もあなたの「嫌う」反応を見て
  まるで、仕返しをするがごとく「嫌う」反応をしてしまう。
  ひと言、確認できれば、「嫌」を
  互いのリアクションで増幅せずに済みそうですよね。

どんなにこらえ性のない人でも、
最初の数回で、すぐにあなたを『嫌う』ことは
ほとんどありません。
そして、相手の反応・リアクションは、
言語化はされていないけれど、相手のメッセージです。

しかし、相手のメッセージは、
あなたのメッセージと同じ表現方法とは限りません。

 小学校の男の子が女の子に意地悪をする。

 それが『好き』の表現の場合もあれば
 そうでない場合もある。

 十数年後の同窓会なんかで
 意地悪した方とされた方が再開して、
 昔話に花が咲いたとき
 「○○さ、◇◇ちゃんのこと好きだったんだよな」
 「え~っ好きだったの?」
 「言ってくれれば良かったのに~」
と言う話、自分や周りでありませんでした?

もちろん、
直接聞ける相手とそうでない相手が居るかもしれません
また、聞けるタイミングとそうでないタイミングもあります

ただ、あなた自身のある瞬間の評価が
あなたのその人との関係を繋ぐことを止めていたとしたら…
これは、ちょっともったいない。

これは人間“関係”の課題ですから、
関係は、どちらか一方で出来るものではありません。
あなた自身もその要素の片側。

あなたが…もちろん無理のない範囲で…
相手の言葉だけでなく、言葉以外のメッセージを
受けとり始めるのは如何でしょうか?

 「超能力」的なことを言っているのではなく
  相手の表情やリアクションに“興味を持つ”

 たった一つする事を言うならば
 「相手の興味を持って」話を聞く。
 その興味は「相手を分かる、理解する」こと一点で
 いいはずです。

なぜなら、相手を分かりはじめることができたら
相手があなたの話を受け取ったかどうかも分かり始めるのですから。
そうすれば、あなたはその理解をもとに
相手が受け取りやすい伝え方に変えるだけですよね。

伝えるまえに“わかり合う”ための土台として
あいてのリアクション、相手の存在の興味を持つ
…ちょっとしたコツなのかもしれませんね。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.12.23 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/


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