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【今週のひとこと】怖れを抱いた心ができるとことは

【今週のひとこと】怖れを抱いた心ができるとことは

【今週のひとこと】

怖れを抱いた心では、何と小さなことしかできないのでしょう。

(フローレンス・ナイチンゲール/
   イギリスの看護師、社会起業家、統計学者、看護教育学者)

How very little can be done under the spirit of fear.

Florence Nightingale.

怖れという感情は、私達が“いきもの”として
身につけた、自分を守るための仕組みです。

この感情は「何かに備えなければならない」
という警報です。

でも考えてみてください。
“警報”は怖れるべきものではありません。
私達に、準備の必要性を教えてくれる
大切なメッセージです。

ところが、私達は“怖れ”を感じると、
その“怖れ”…そのメッセージ…の備えるべきものを
知る前に、“怖れ”に閉じ込められてしまいがちです。

「“怖れ”を怖れている」とでも言う状態でしょうか。

私達が“怖れ”を覚えることは、
正常な私達の心の働きです。

しかしながら、その“怖れ”に対して
「役に立つ反応や行動をする」
ここが、ズレてしまい、
“何を怖れ、何に対処すべきか”を知ることまで
怖れてしまう。

結果、せっかく、正常に私達の五感や直感が
自分自身に、「備えるタイミング」を
知らせてくれているのに、準備が不十分なまま
その“怖れるべきであった”タイミングを
迎えていたのかもしれません。

・・・これでは、充分なこと、大きな事は
   成し遂げられないのは、
   道理だったのかもしれません。

どんな課題やハードルにも、準備があれば
クリアの可能性は高まるというもの
・・・“怖れ”が知らせてくれる“メッセージ”を
   上手く活用して、一歩ずつ前進ですね。

今週は、どんな週にして行きましょうか?

(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2015.11.16 改変)
http://ameblo.jp/awakeners

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