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「できない約束には2つある」について考えてみた

「できない約束には2つある」について考えてみた

過程はどうあれ、約束していたことが
達成されなかったとき

 「出来ない約束はするな!」

と非難される。

確かに、約束の“結果”を
実現出来なかったということについて
非難されるのは、納得だ。

でも「確実にできること」だけを
約束するとしたら、

だれも「約束」なんてできない。

24時間、365日 一定のサービスを
綿密な計画と、仕組みで実現している
コンビニエンスストアでさえ、

 突然の大雪や大雨、台風には

“Convinience”を保てない。
だからといって、「コンビニエンスストア」を
課題広告だとは言わない。

最大限、企業とそこで働く方々が
「24時間365日コンビニエンス」を
実現しようと、改善をしたり、
努力をしたりしているからだ。
 
つまり、
 「できない」状況があるかもしれないけれど、
   実現する“意志を持ちつつづける”

約束が、一つ。

もう一つは、
 「できない」から“諦めてしまう”約束。
  出来ないことを理由に、
  出来ないことに押し流されて
  “しない”、“やめる”意志を持つ約束。

大きな違いは、こちらは、
 「出来ない約束はするな!」と
 言われても、それ程響かない。悔しくないのだ。
 それを言われたとき、既に“やめて”いるから。

しかし、
 実現する“意志を持ちつつづけている“約束”は、

 「出来ない約束はするな!」といわれると
  悔しいのだ…“約束”を実現したいから。
  諦めが悪いのだ…まだ終わっていないから。
  そして、その結果、
  「最初の約束」よりも大きな成果を
  もたらすことも少なくない。

“信頼”は、人間関係の基礎に大切なもので、
約束を守るということは、その土台にある
ことは間違いない。

その視点で考えると、
 「出来ない約束はするな!」
と非難した、相手の方とは

人間関係が出来ていなかった…ということかもしれない。

相手と約束を守ることで実現されることを
“共通の目的地”にまだおけていなかったということ。

これが、サービスを売った、買ったの関係ならば
それでもいいのだろうが、

これが、共に仕事をする仲間や上司、部下、
先生と、生徒との関係だったとしたら、
非難した側は、すでに、自分の責任を
放棄して、いわゆる「丸投げ」なのだから。

…仮に、上司 → 部下、先生 → 生徒
 の関係で非難が起こっていたとしたら、
 (密かに)頼りにならない(上司/先生)だ
 と評価されているかも。

「出来ない約束」…結果として達成されなかった約束

もちろん、約束を守る努力と準備をすることは
必要な事だけれども、それ以上に
約束した相手と、どれだけ“同じゴール”を
共有できているか、
「実現する責任」と「結果の果実を享受する権利」を
一緒に持てているかで、

どんなに困難な目標であったとしても
それが「できない」約束から
共に「成し遂げる」約束へと変わるのではないだろうか。

…今朝も思うがまま
 書かせて頂きました。

ぜひ、ご意見ご感想を頂けると嬉しく思います。
では。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.11.28 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/


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