【今週のひとこと】

　成功は旅路であり、終着駅ではない。

　　　　　　　（ベン・スイートランド／アメリカの臨床心理学者）

　Success is a journey, not a destination.

　　　　　　　　　Ben Sweetland.

ふと、考えてみたんです。
未来(である現在)に“成功者”と呼ばれている人って、
その時代を駆け抜けたという印象があるなと。

これは、僕の主観かもしれませんが、
「もうこれでいい」
って立ち止まった感じがしない。

一つの成果が出ても、新たにチャレンジをする。

そのチャレンジが、
上手くいった成功者もいれば
そうでない成功者もいる。

それでも、次のチャレンジをした人が
歴史に残る“成功者”って呼ばれていると。

・・・あなたにとって、今思い浮かべた
　　　成功者（あるいは偉人）は誰ですか？

単純に考えて、成功して高みに登ると
立ち止まりたくなるというのも
成功への途上に居る自分としては、想像に難くないのですが…

立ち止まるとき、その場所を維持するとき
私達の全ての行動は、成功には貢献しません。
上手くいって、現状維持。

そう、守り始めた瞬間、
私達の思考や行動の評価は減点法になるんです。

つ・ま・り

どんなに頑張っても、成功しない。
減点されれば、失敗で、
上手くいっても、現状維持。

一般的に“成功”と言う状態は、
動き（エネルギー）が高い状態。

物体が動き出すとき、止まりかけているときには
その物体に動き（エネルギー）は低い。

成功って、一つの流れの中で
一里塚として、目印を置き、
実践と行動とで、通過していく・・・そういう物かもしれません。

わたしたち“人”にとって、
成功のためには、
こころのエネルギー・・・やる気や動機を
整えることは、成功（状態）を作ること。
それがポイント。

仮に、成功の過程に、
山があったり、壁があったり、谷があったとしても
時間がかかっても、遠回りしても
クリアすれば良いだけのこと。
その時間、距離を維持しうる、
やる気と動機があればいいってこと。

・・・そんなものどこにあるんだ！

とおっしゃるかた。
寝食を忘れて、熱中したものがこれまでの人生で
一つ以上有れば大丈夫。
そのやりかたをＮＬＰでは、再現することができます。
ＮＬＰは、私達が生きてきた“経験”を
再“活用”する方法も提案しています。

これまでの自分が、未来の糧になる。
そんな、既にある自分を活かすために
ＮＬＰやコミュニケーショントレーニングが
それにも実は役立つと考えています。

このブログや、実際のワークショップの体験を
通して、ツールを手に入れて頂けるとうれしいです。

さて、週の初め、
今週は、あなたにはどんな“成功”に向かって
今日はどこまでの“成功”に辿り着くのを目指しましょうか？

(初出　アメブロ　“想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2015.9.14 改変)
http://ameblo.jp/awakeners