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◇“価値”はひとそれぞれ。自分に置き換えてみても・・・

◇“価値”はひとそれぞれ。自分に置き換えてみても・・・

人と話していると、いろいろな場面で
「この人とは“価値観”合わないな」とか
「この人変わった“価値観”だなぁ」とか
 (心の中なので、自分中心ですが・・・)
思うことあると思います。

そしてまた、その“価値観”も
・・・日本人たる者 とか
   男性だったら・・・、女性だったら・・・
   上司だったら、部下だったら   
と、自分にくっついてきた、属性に沿った
“価値観”を基準に使っている

なんてことは、ありませんか?
・・・多くの人が、そのことに気づいていません。

社会制度や法律が、ある価値観に
基づいて出来ているのですから、
それを守っていると、
好むと好まざるとに関わらず
ある価値観を着せられていることもあるわけです。
(例えば、交通で言えば、歩行者優先もそうですし、
 ノーベル賞を受賞をされた中村教授が反対する
 特許法の改正案も、また(教授とは異なる)価値観が
 制度化される例ですね)

社会との関わりを巧くするために
こんなことわざがありますよね。
「郷に入り手は郷に従え」と。

しかしながら、私達は本質的に
「したいこと」は言われなくてもします。
「したくないこと」は言われてもしません。
したとしても「不満やストレス」とともに嫌々します。

この不満は、まごうことなく
あなたが心に秘めている(秘めてはいない?)「価値観」と
社会がソフトに(?)強制する「価値観」の衝突です。

秘めた「価値観」とソフトに強制される「価値観」とが
ぶつかっていることは、秘めた VS ソフトに
ですから、意外に気づきにくいことがあります。

つまり、
「社会の決まりに沿って真摯に生きている」のに「イライラ」する。
「まじめに、清く正しく美しく生きている」だけなのに「イライラ」する。
手な事になっているとしたら、
良心的な人ほど、「イライラ」に悩まれること人なりそうですが
あなたはいかがですか?

良心的であるかどうかは別にしても、
「自分」が「自分」のどこかの「価値観」と知らずに
ぶつかっていることに気づくことは
あなたの中の、心の状態を整えるのに
とても役立つはずです。

・・・自分と自分とで心の中でけんかしていることを想像してみてください。
   きっと、疲れてしまいますし、どちらの自分も、「自分を否定する」
   そんな、負のエネルギーを与え続けてしまうことになりかねません。

ですから、まずは、
私の中の「価値観」も「それぞれ、いろいろ」。
立場が変われば、状況が変われば、変わりうるし、
必要に応じて、選ぶこともある。
ということ。

その点において、必要以上に、自分を責めることは
あまり意味がありません。

そして、ここで一番大事なことは、
それらの価値観があることに、
まずは気づいておくこと。

そして、「自分で選ぶ」ということ。

もちろん、断腸の思いで、
本当は守っていきたい「価値観」とは違う
選択をすることもあるでしょう。

しかし、その選択がその状況での
(その状況で持ちうる選択肢の中の)
「最良の選択」なのです。
結果がどうあれ、自分で決めたことを
避難するのではなく、承認してください。

そうすれば、そんな「決断」を出来た自分を
頼りに次の選択をすればいいわけですから。

次の選択のための、選択肢を増やす行動を
進めればいいわけですから。

自分の中に「価値観」がたくさんあることに気づけば、
自分の中でも、それぞれを認めて、「今、どれで動くか」を
選択する必要がありますよね。

まずは、自分の中のたくさんの価値観にきづいて、
それに沿って自分を自由に、思い通り(心地よく)に
行動すれば毎日の、心のありよう、自分のありようが
素敵に変わっていくと思うのですが

あなたは、どう思われますか?

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.10.28 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/


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