【今週のひとこと】
困難に遭っても動じないこと。
これが、真に尊敬に値する人の証拠なのだ。
(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン/ドイツの作曲家)
This is the mark of a really admirable man:
steadfastness in the face of trouble.
Ludwig van Beethoven.
何十年も生きていれば、多かれ少なかれ
サイズは別にして、“困難”には遭遇するものです。
・・・と、悟ることが出来ていたら
どれほど毎日が、心穏やかで、
ストレスレスだろうか。
そんな風に思っている方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
実際の所、私達が遭遇する“困難”と思われたこと
の、半分は初めてのことや、慣れていないことで
あったりします。
つまり、真の意味で“困難”だったかどうかは、
それを何とかクリアしてきた今の私達にとってみれば
なんとも言い難いところです。
“困難”は、今、まさにその当事者である時に
わたしたちの、心、身体、発想、行動を、
萎縮させ、チャレンジから遠ざけようとする
・・・フィーリングと、その評価。
敢えて“断定”します。
“困難”は、それを体験している人の
フィーリングと、その評価にすぎません。
なぜなら、多くの困難は、
自分自身が、あるいは、
誰かとの協力で、あるいは、
その数年後別の人が
挑戦し、クリアしているのことが
ほとんどなのですから。
私達にとって“困難”は、その課題からの
“心理的”な挑戦状。と言えるかもしれません。
そして、その挑戦状を受けた私達は、
今、自分が使える資源
・・・時間、場所、仲間、スキル、などなど
をかき集めて、その“困難”に挑む。
あるいは、現実的な制約条件を鑑みて
一時的に撤退するかを判断する。
この、挑む か 撤退するか を
決めるとき、どれだけ情報を集めて
どれだけ、落ち着いて決断できるか。
目標が大きければ大きいほど
困難のレベルが高ければ高いほど
この“決める”ときの情報の質が
重要になるはずなのです。
・・・自分の現状を適確に知る。
五感の使い方、言葉の使い方の
効果的なを示唆している
NLPやコミュニケーショントレーニングが
それにも実は役立つと考えています。
このブログや、実際のワークショップの体験を
通して、ツールを手に入れて頂けるとうれしいです。
さて、
今週は、どんな“困難に強い”自分を見つけましょうか。
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2015.8.17改変)
http://ameblo.jp/awakeners
LEAVE A REPLY