何がそんなに楽しいんだ?
…心は“楽しさ”をさがしている。
友達、何人かと遊びに出かけて
その中に、ちょっと不機嫌な人が約一名。
「お前らさ、何がそんなに楽しいんだ?」
と、楽しみにしている側から聞けば、
「空気読めよ」とでも言ってやりたくなる感じ。
ところが、これまでの経験上、
「何が楽しい?」と口にした人の方が
その楽しさを発見したとき、ハマることが
多かったりしますが、
・・・皆さんの周り方々ではどうだったでしょうか?
これはこれで、研究対象となりそうな
テーマではありますが、
不満がなさそうだった感じの人よりも、
むしろ“楽しさ”に焦点を当てて不信感を
持っていた方の方が、より、“楽しさ”を必要と
していることを“明示”してくれていたのかも
しれません。(いずれ研究してみようと思います)
自分で“それは良い質問ですね”と言ってみた。
コミュニケーションやNLPのワークショップで
トレーナーとして前に立つとき
予測以外の質問を頂くことがあります。
以前は、その瞬間
「今、ここで、なんでその質問を??????」
とまるで、世界の終わりでも着たかのように
狼狽したものです。
そこで、マジックワード
「それは、いい質問ですね、さすが。」と
どこかで聞いたような、フレーズを
相手にお伝えします。
相手の方がそれをどのように受け取ったかは
私には分からないのですが、
少なくとも、自分で発した
「いい質問ですね」は、
僕の耳から入り、
「ああ、確かにいい質問だったんだ」
と自分への説得効果を現し出しました。
そして、狼狽することなく…つまり落ち着いて
その質問の意図を理解し、整頓し
今、答えられることと、そうでないこととに分けて
今、答えられることを答え、
そうでないことは、改めて回答する旨伝える。
至極、真っ当で、当たり前の対応だとは思いますが。
“自分が落ち着いて居る”世界にいられたことは
その至極、真っ当で、当たり前の対応を
もたらします。
つまり、私は自分の発した言葉で、
“自分が自分でいられる世界”をキープしたわけです。
さぁ、そのことに気づいたあなたは、
ご自身が居たい世界をキープするために
どんな言葉を、その時“発したい”と思いますか?
自分の言葉は、自分に暗示を掛けている
私達は言葉を使って、この世界についての
理解と記憶、そして、その記憶を辞書として
様々な判断をしている。
・・・このことは既にお気づきのことと思います。
つまり、私達は自分の使う言葉で作った辞書で
世界を判断しているのです。
「なんて、生きにくい世の中だ」とつぶやけば
その瞬間、あるいは、それで作った辞書は
あなたの世界を“生きにくい”ままに維持します。
…「生きにくい」と言う言葉で考えちゃうのは、
半自動的ですから。
そこで、これまで「生きにくい」と思わせていた
できごとに、新しい言葉をくっつけてみることが
できます。
「なんて、困難が多い世の中だ」とか
あるいは、ちょっとすっ飛んで
「なんて、鍛えられる世の中だ」
さらに、勝負好きな方であったとしたら
「なんて、敵の多い世の中だ、勝ち残ってやる」
なんて言い方になるかもしれません。
いずれにしても、その使った言葉で
私達は、物事を考えたり、判断したり捉えたりする
ということ。しかも自動的に。
・・・物事が意識的でなく伝わることを
“暗示”っていいますよね。
自分が自分の言葉に“暗示的”に影響されていたこと
気づいてみてください。
すると今、持っているあなたの思い込みや
心のコリを溶かすやり方を手に入れることが
出来ます。
NLPでお伝えしている、コミュニケーションの法則では、
あなた自身が使っている“言葉”や
そこから引き起こされる“感覚”に着目して
あなたが思い通りに動ける世界を整える
引き出すやり方を提案していきます。
このホームページの中でも
またご紹介していきますね。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2015.2.20 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
本格的に使えるNLPを1日で体験・実践、ワンデイレッスンこちら
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