壁 という字と 璧 という字をぱっとみたとき
そこには、
「同じ字じゃないか」と思いつつも
ちょっとした“違和感”…違う感じが。
改めて見“比”べればもちろん違いが
あることに気付くでしょう。
もちろん、漢字について、
「だいたい分かれば充分」と割り切っているならば
その“違和感”は、あまり重要ではなくなります。
だって、スマホでローマ字変換すれば良いから。
私達の“感覚”は、人間(という生物)の機能の
レベルで充分に力を持っています。
しかし、その“感覚”を、どのように活用するかに
よって、私達の世界や才能が異なっていると
したらどうでしょうか?
・・・ちなみに、
ミカンジュースとオレンジジュースの違い
僕自身は、パッケージがないと
区別がつかないかもしれない気がするのですが
あなたは如何でしょうか?
そこに言葉は(いら)ない。
私達は、五感を使って生活しています。
ですから、物事は感覚でまず捉えているわけですが、
私達は、これまでの知識を総動員して
その感覚で得た情報から、理解したり、推測したり
理由付けをし始めます。
つまり、感覚的に捉えたこと以上に、
知識や経験上で得た知見がその上に厚い層として
乗っかる・・・これが日常の私達が
気づいている世界なのかもしれません。
ところが、そういった“根拠、知見”が見つからない
けれど、なんだか“確信”が持てちゃう。
そんな“感覚”があるのも事実です。
僕自身は、根拠のない・・・“根拠を説明できない”
確信、あるいは、自信と呼んでいます。
確かに、誰かを、理詰めで諭すようには
説明がつかない。まるで、子供の頃のように
「うまくいくから。だって、そうなんだもん」
位しか言葉に出来ない。
しかし、ここで覚えている“確信”の感覚は、
あなたが何かしらの五感を通して得た情報が
あなた自身に知らせた、判断結果であることは
間違いありません。
・・・その“感覚”も味方に付けられたとしたら
どうでしょうか?
街を何気なく歩いていて、人混みの中で
別に意識していたわけではないのに
向こうに友達が歩いているのに気づく。
多くの人に良くある経験かもしれません。
人混みの沢山の顔の中から友達に気づく
これって、すごい“感覚”だとは思いませんか?
私達は、(気づいているレベルで)
必要か不必要かは別にして、
人間(という生物)の機能のレベルで五感の情報を
捉えて取り入れているらしいということです。
もしかすると、言葉を使うよりももっと
豊かで直接的な情報をすでに手にいれているかも
しれないのです。
その情報をどのように引き出して活用するか
・・・このあたりに、NLPのスキルや基本的な
アイディアを活用する価値が生まれてきます。
NLPが単に“可能性”といっているのではなく、
いわば、一人一人が現実世界から受け止めている
人間の“ビッグデータ”を活用する技術といっても
良いのかもしれません。
NLPが可能性を創るのではなく
あなた自身の中に既にあるものを土台にして
NLPが可能性を引き出すやり方を
提示してくれているのです。
そんな、NLPをコミュニケーションの
視点からお伝えしています。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2015.1.23 一部改編)
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