個人的には嫌いではないのですが…
午後の職場、上司が放つオヤジギャグ。
年下の部下としては、一瞬息が詰まる。
…もう一人の自分が、、素直にリアクションすることを止める。
「ここは、笑っておくか、はたまた、
ツッコミをいれるか、スルーするか」
本日のこれ以降の業務をしやすい空気を使うために
どうするか重要な選択だ。
・・・この間数秒。そして一つの結論に達した。
な~んて、ドラマのようなナレーションが
耳元で聞こえる感覚がしたこともありましたが、
私達は、どんな言葉を交わしても
何らかの反応をします。
最初の反応には、思考はほぼ絡みません。
反射的です。
いつもの人のオヤジギャグであれば、
こちらも願う展開に合わせて、リアクションの
選択肢を感覚的に準備できていますから
その意味では、自分のしたいリアクションが出来
そのリアクションに対する相手のリアクションも
ほぼ望んだものにすることが出来ます。
これが、言ってみれば、よく知っている、
親しい関係の人とのコミュニケーションの感じ
でしょうか?
あるいは、コミュニケーションが“うまくいっている”
時の感じと言えるかもしれません。
そう、“予想できる”リアクションの場合は
対応が出来るのですが、そうでないと、
そのつもりもないのに、自分の言い分を
あいてに『理解してもらおう』としてけんかになったり
“予想できないリアクション”を予想して
何も言えなくなったりする。
さらには、相手に逆上したり、反論したりされると
“私のせいだ”と自分を責める
コミュニケーションが相互理解を目的とすると
そこには到達しない、主張の押し付け合いになります。
それもこれも、“予想できない”リアクションを
拒絶しようとするため。・・・今日、この記事を読むまでの
対応策であったと思っていただけると幸いです。
というのは、・・・『“予想できない”リアクションがくる』のは、
『“想定したくない”あるいは“想定し忘れていた”リアクションがくる』
だけの話。
かといって、すべてを“想定する”のもこれまた大変。
ということで、こんなスタンスを取ってみるのはいかがでしょう?
『こちらが何かを伝えたら、相手は何かしらのリアクションをする』
・・・当たり前です。
時々、僕自身も頭をよぎりますし、よくそう考えちゃうという話をきく
「私、なんか余計なこと言っちゃった?」
も、本当のところ、相手が、自分の言ったどの部分に反応した
リアクションなのかは相手に訊かなければわかりません。
相手が何かしら反応をする(頷く、笑う、怒る、顔を背ける…)のは
何かが相手に伝わったということ。
その評価を元に、次に伝えることを検討するための
材料になってくれますから、それほど心配する必要はありません。
あとは、自分が相手とどんなことを目的として
コミュニケーションしているのか
そして。。。相手がどんなコミュニケーションを
しようとしているのかに興味を持ってみましょう。
(ときどき、いらっしゃいますよね
・・・憂さを晴らしたいだけのコミュニケーションなさる方も)
相手のリアクションはもちろん自分のリアクションは
互いのコミュニケーションを調整していくための
大切なサインですから
どんな反応があってもOKということを
覚えておいてください。
今回はまず、覚えておくだけでOKです。
すると次には、
「怒りのトーンや表情」から受ける影響を
コミュニケーションの流れと分ける
という作戦を立てることが出来ますから。
では、また。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.8.12 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/
Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://nlp.team-awakeners.com/
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