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一歩踏み出すための準備・・・自分の基礎工事をしよう③

一歩踏み出すための準備・・・自分の基礎工事をしよう③

私たちは“知っていること”以外は知りません。

そして、私たちは究極のところ、
その“知らないこと”が自分にとって害があるかどうか
だけが関心事です。

・・・といったら、腑に落ちますでしょうか?

もし、“影響が大きいこと”があっても
自分に害が及ばないと判断すれば、
意外に冷静に客観的に物事を捉えることも
できるのでしょうが、

自分に害が及ぶかもしれないと
判断した瞬間、主観的に物事をとらえ
色々な情報を集め、考え、それを
避けようとします。

…生物として生命の維持のために大切な事です。

“可能性”と言う観点からいうと、
『“知らないことを知ること”は大事です。』
ダブルミーニングのフレーズなのですが。

①知らないこと(内容)を知るためには、
②知らないこと(知らないという状況にいる)
を知る必要があります。

多くの場合、②を受け止められないために
①すなわち「何がおこるかわからない」
となって、

結果「どーすんの?どーすんの?」と
なっているようです・

ここで、一旦深呼吸をしてみてください。

そして思い出していてください。

私たちは・・・
『私たちは“知っていること”以外は知らない』のです。
知らないことが有ってもいいしむしろ、
知らないことが当たり前なのです。

であれば、「知らないと言うこと」を
恐れる必要はなく、速やかに
「なにがどうなっていて何が起こりうるか」を
聴いたり、調べたりしたのち、
考えれば良いのです。

情報を手に入れる前に考えると、
情報のない空白部分が
不安にしかなりませんから
考えれば考えるほど・・・うまく行きません。

この辺りを指して
「下手の考え休むに似たり」
というのでしょう。

経験値(情報)が少ない(≒下手)なかでは、
どんな推論も確率は上がりません。

情報収集、私たちは通常、
自分が気づきたいところを
自分が気づきたいように
気づいていますから、

そのクセを捉えつつ拡げるとき、
コーチの質問はかなり協力です。

だから、あなたが自分で確信を持って
一歩踏み出せるというわけです。

これは、まごうことなく
賢いコーチの使い方ですよ。

また来週

   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2016.6.29改編)

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