「何回言ったらわかるんだ、ちゃんとやれ」
これまでに、こんな種類の
注意、というか小言というか、
文句というかを言ったこと
ありませんか?
そして、もしもその後の相手の表情を
観察する事があったとしたら
ふてくされて返事
あるいは、渋々承諾
しばらく経って、繰り返す
という経験がありませんか?
この時、いくつかのポイントがありそうです。
「ちゃんとやれ」が具体的に
どのような手順で、どのような結果で
あれば良いのかが伝わってなければ
当然、やろうにもできません。
あるいは、もしかすると「ちゃんと」
しているのにに叱られるのは
不本意だと思っているかもしれません。
そうだとしたら、相手が
やろうと思っても、あなたが思うように
やることは難しいでしょうし、
せっかくの“やろう”の気持ちを削ぐことに
なっていたかもしれません。
そして、また、
相手にとって、二つ返事で、何の躊躇もなく
やってくれていること以外は
「やりたくない」要素が隠れています。
そしてここで覚えておきたいのは、
「やりたい」「やりたくない」は、
本能に近いレベルの感覚だということ。
極論を言えば
「やりたいことは、誰に言われなくてもやるし、
やりたくないことは、言われてもやらない」
ものです。
そして、大人になると、
半分冗談で、半分本音でいるところの
『大人の事情』で“妥協する”、“我慢する”
ことが多くの人に起こっている。
わけです。
相手が
「何をやるのか判然とぜずやりにくい」
「やりにくいのに一方的に叱られてやりたくない」
「やりたくないので(本心としては)したくない」
という心の状態であることが予想できます。
・・・まあ、一世代前ならば
『つべこべ言わずにやれ!』と
いわれた事でしょうが、
このブログでは「コミュニケーション」の本質的な
活用方法をお伝えしている(したいと努めています)ので
相手が「主体的」に「ちゃんとしてくれる」方向へ
お誘いすることを提案します。
(ここからは長文になるので、リンクを貼ります)
→相手が「何をやるのか判然とぜずやりにくい」としたら・・・(リンク)
→相手が「やりにくいのに一方的に叱られてやりたくない」としたら・・・(リンク)
→相手が「やりたくないので(本心としては)したくない」としたら・・・(リンク)
いずれにしても、私達は「勝ち易きに勝つ」ことを
意識することで、周りの力、自分の力を
最大限に活用する事ができます。
相手が「やりにくい」「やる気を削がれる」「やりたくない」
状態の時に、どのように結果を期待しても
そうそう出るものではありません。
そんなときには、
あなたに新しい「コミュニケーション力」を
身につけて、発揮するタイミングだと思うのですが
如何でしょうか。
では、また
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.6.3 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/
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