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▽▲自分で自分のハンドルを上手に切る〜自分の中の抵抗する流れを扱う▲▽

▽▲自分で自分のハンドルを上手に切る〜自分の中の抵抗する流れを扱う▲▽

『やれば良いのは分かっているけれど、
 なかなか始められない。』

新しいことを習慣づけようとするとき
自分で、決めているはずなのに
勝手に、別の方向へ行ってしまう。

 すると、当然、言い訳のためのネタ探しが
 始まってしまう。

 私自身にもまだ、いくつかの
 取り組み課題で、ハンドルが握り切れていないものが
 あります。
 一方で、ハンドルを取り戻したものもあります。

そう、自分でハンドルが握れていれば
頭で分かったことは、そのまま行動すればいいわけですから
きっとうまくいくはずなのです。

ところが、いくつかのことは
分かっているけれどできない。

思った方向に自分の思いなのに
行くことができないというのは
方向舵、ハンドルが握れていないと
あるいは、仮に、握れていたとしても
無理にハンドル、舵の切り方をして
ハンドルや舵が、効かなくなってしまっている
と喩えることはできないでしょうか?

 スキーの経験がある方ならば
 お気づきかもしれませんが、
 スキーで思った方向に曲がるときには
 力尽くで曲がろうとすると、
 板から反発を受け、時には、
 板からスキー靴が外れて転倒してしまいます。
(外れることで無理な力が足にかかりすぎることを防ぐ)

つまり、どれだけ良いと思っていても
何かに逆らって『無理』に扱えば
なかなか結果も出ないというもの。

今日は、この点について、少し扱ってみましょう。

ここで「やりたい」と「できない」との
2つの方向で、ハンドルを
「やりたい」に向けているのに
実際には「できない」ヘ向かう力(流れ)が
逆らえないほどだ…という状況を考えてみましょう。

先のスキーの例を当てはめると、
無理矢理、方向転換をすると、ハンドルが
壊れたり効かなくなりますから、

そこで、「できない」について
どのように無理なく方向を変えれば良いかを
知るために「できない」について探求します。

どんなに強い流れでも、どんなに厳しい斜面でも
その性質を知っていれば、対応する方法が
あるというもの。

そこで、今回は、「できない」ままで
ず〜っとこのまま何日も何週間も、何ヶ月も
いたとしたらどうなるかと言うこととと、
もしも「できたとしたら」この先どんな
未来が待っているかについて考えてみます。

つまり流れに沿った場合と、逆らった場合について
あらかじめ知っておくわけです。

さらにもう一つ、「できない」ことの
“利点”を探っておきます。この通常は、意識に上がってこない
“利点”が、私たちの心の中の「できない」を
強化していることが少なくないからです。

これが、スキーの斜面で言えば、
こぶを見極めることに喩えられますし
激しい流れでの操船では、波目、流れを
読む、捕らえることに喩えられるかもしれません。

このことに気づかずに、無理矢理方向を変えようとして
これまで、うまくいっていなかったとすれば

 1.仮に「できない」ままの未来
 2.仮に「できたとしたら」の未来
 そして、
 3.「できないこと」で得ていた利点

を探求しておくことで、
もしかすると急斜面だった、
もしかすると急流だった

あなたが思っていた「できない」の感覚を
「する方法を発見する」視点を手に入れる感覚に
変えてくれるはずです。

私にとって、今、新たにハンドルを切りたいのは
「上半身の肉体改造」
今、気づいているのは、しないことで
「能率の下がった仕事の時間を得ている」
と気づいています。

…今、ハンドルを切るために、
 仕事の能率をどう上げるか
 効率の良い(始めるのにハードルに低い)肉体改造の方法はなにか?
 探求中です。
 (自問自答や自分で書き出すことによっても、
  思った方向へハンドルを切るやり方を見いだすことができます)

ではまた来週。

Image credit: topten22photo / 123RF ストックフォト

(初出 Facebook NLPフィールドCafe2014.6.25 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe

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