【今週のもうひとこと】
私は生きることの芸術家である。私の芸術作品は、私の人生である。
(鈴木大拙/日本の仏教哲学者)
I am an artist at living — my work of art is my life.
D T Suzuki.
“芸術”をどのように定義するかというのには
色々議論はあるかもしれませんが。
仮に、その作品を通して、他の人に
感動であれ、癒やしであれ、
何かしらの影響をあたえるもの、そして、
それがその人にしか表現し得ない唯一無二なものを
“芸術”と呼んで良いんじゃないかなと。
私達は、一人として同じ人間はいないし、
同じ経験をして生きてきた者も居ないはず。
まさに、私達そのものも“芸術”的な存在なのかもしれません。
さらに、私達は、存在して生きるということで
他の人に、様々な影響をあたえることになりますから。
私達の生き様は、そのまま“芸術”です。
そう考えたとき、私達は私達自身のために、そして
私達と関わる、色々な人達、物事のために
もっと“生き方”、“自分のこと”に意識を向けても
良いと思いませんか?
そして、いつか振り返ったとき、あなたの人生があなたの
一生を掛けて作った作品。
そして、今、まさにその制作過程。
ここからの、一筆一筆、一音一音、一挙手一投足が
その作品を創りあげ、仕上げていく。
それをちょっと意識してみる。
決して、緊張や力を入れすぎるのではなく
ただ、私が私として毎日“生きる”ことが
世界に“影響”を与えている、貢献している
そのことに気づきながら、
毎日を過ごす、自分を見てみる
こういう、自分の見いだし方、…そう、ちょっと意識を向けるだけ。
自分の人生が“芸術”作品だとしたら
楽しめることも増えるかもしれませんよ。
さぁ、素敵な一週間を。
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2015.3.2改変)
http://ameblo.jp/awakeners
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