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「“人の話”は思った以上に聞けていない」という再認識

「“人の話”は思った以上に聞けていない」という再認識

数年前ニュージーランドで
NLPのトレーニングに参加したときの体験です。

・・・多くの方はご存じかもしれませんが
 現在の僕の英語は、それ程高くはありません。
 言い換えれば、相手の話を聞いていても
 
  1)聞いている単語が聞き取れてない
  2)聞き取れた単語の意味がすぐに分からない
  3)次に話したい単語がすぐに選べない

 ということに「気づく」処理スピードです。

言ってみれば、相手が話を10してくれたとしても
3~4を処理するのが精一杯。

これは、僕が(日本語で)話を聞けていないときの
パターンに近いようです。

日本語では、1)は、相手に素直に、「えっ?なに?」
と聞き返しますから、問題にはなりにくいのですが、

2)は、例えば、
 相手が専門用語を使っている
 話の文脈が分からず、それを探っている
 時が近い感覚です。

そして、その上、3)のように
自分が話す言葉のチョイスをしていれば

相手の話を聞いている(意識を向けている)
余力は残っていない気がします(笑)

というのが、どうも
僕が人の話を聞くときのクセらしいのです。

日本語を使っているときは、
 2)相手の言葉を理解する
のは、比較的得意なようなので、日本語力で
対応しているのかもしれません。
 3)自分の言葉を選ぶ
のは、最近はやっと、
「いつでも、話したい“言葉”は浮かんでくる」と
 いう信念みたいなモノと、実践とが
 結びついて、相手の話を聞くスペースを
 つくるようにしています。

ところが、今は、「力不足」なので
以前のパターンで、処理しているようです。

とはいえ、言葉の「力」も、筋トレのような部分
もありますから、今の自分に合った
その使い方を、毎日実験中・・・です。

自分が相手の話を聞いているときのやり方に
気づいてみると、コミュニケーションの
強化ポイントが、意外なところにあることに
気づくかもしれません。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.3.7 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/

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