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自分自身に本音を語ってみませんか?

自分自身に本音を語ってみませんか?

 相手を深く理解するまでは、
    “建前でふるまう”のが役に立つ?

 初めての人と会うとき
 なじみのない会合に参加するとき
 いきなり自分をさらけ出すというよりは、
 相手や周りの状況を確認するような
 振る舞いをするのではありませんか?

  意識的にも無意識的にも
  人は千差万別、色々な人がいる
  事に気づいていると同時に
  最初の印象が相手との関係づくりに
  影響することに気づいているから。

 まさに“社会(脳)的”ふるまいかもしれません。

 ですから、あまり親しくなっていない人には
 敬語や敬称(〜様、〜さん)をつけて
 話してしまう。

 その(敬語や敬称を使うような)状況では、
 侃々諤々の意見のぶつかり合いや
 本音をさらけ出すことはまずないと
 思うのですが、いかがでしょうか?

 自分自身に敬語や敬称をつけてはいませんよね?

 さすがに、自分何か考えたり、自問自答する
 時なんかに、

  「○○(自分の名前)さんは、
         どうなさりたいですか?」

 とは、言わないと思いますが、
 「〜したいけど、出来ないんだよね」とか
 「〜したくないけど、がまんしなくちゃ」とか

 したいことや、したくないことに対して、
 自分に遠慮して、
 “是が非でも”したい、“断固として”したくないって
 言わせてあげてないとは思いませんか?

 ちょっと遠慮気味に、
 「できれば、ええ、できたらでいいんですけど
  〜したいんですよね。むりですよね。」とか
 「いや、ほんっと、許されるならば、
  〜したくはないんですよね。
      やっぱり、我慢ですよね。」とか
 いう会話が、自分の中で起こってたりしませんか?

この状況が心の“葛藤”と言う状態で、
2つの価値観や結果を選択している状態なのですが、

もし、自分が自分になにか遠慮するような関係だった
としたら…片方の本音は、聞けていないことになりませんか?

もし、あなたが誰かに、本音を語っているのに
その相手が、聞く耳を持たなかったとしたら・・・

きっと、その相手のことを期待しなくなったり、
嫌いになってしまったりするのではありませんか?

 自分の“本音のところ”を聞いてみると…
 それがあなたの動機づけ(モチベーション)になる

 現実問題、全てがいつでも思い通りに
 行くわけではありません。

  時には、我慢といったものも不可欠です。
 
しかし、上でお伝えしたように、
自分の中の“本音の思い”に聞く耳持たずに
抑えつける形での我慢はあまり良くないと思うのです。

 つまり、我慢の先に“何もない”すなわち
 我慢するだけ、の我慢ということになります。
 すると、“我慢”の場面は、苦痛のみということ
 人は生き物として、苦痛を避けるように
 出来ています。…避けきれなくなると・・爆発
 となってしまうのです。

なによりも、自分の見方のはずの“自分”が
自分の“我慢”に報いてくれないとしたら・・・
いくら“自分”といえども自分に
協力してくれなくなります。

 ・・・自分に対する“自分”の評価が下がる
    (≒自分が信じにくくなる≒自信低下?)

ここは、“自分”とどうぞ腹を割って“本音”の話で
丁寧に説明をして、
 “今”どうしたいか、
 “先々”に“本音”の期待にどう応えるか

合意をするつもりで話し合っ(≒考え)て
見て下さい。言い換えれば、自分をこのテーマで
見つめ直すと言っても良いかもしれません。

自分を説得できれば、身近な人も説得しやすくなります
身近な人が説得できれば、仕事相手も説得しやすくなります。

なぜって、自分に近ければ近いほど
ロジカルな話ではなく、感覚や気持ちの話になります。
その分、相手の全体を知ることが必要になりますから。

…その第一歩として、NLPのスキルを活用した
 自分の整え方、相手の関わり方も
 役立つはずです。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2015.1.9 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

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