あなたを“負かす”、“あなた”とは誰ですか?
問題であれ、目標であれ、何かに取り組むときには
順境(調子の良いとき)と逆境(調子の悪いとき)とが
あるものです。
特に逆境にいるとき、それを投げ出しちゃおう!
というような「誘惑」が…
そしてその誘惑に流されると
「自分に負けた」という表現をしてしまいます。
厳しい状況の時、“負けないように”と
自分に対して、“負けるかも”と疑いをもって
そうならないように、必死に耐える。
って事になりませんか?
調子の良いときは、自分のふるまいや判断について
疑うことも必要なければ、
自分に「負ける」ということも考えさえしません。
つまり、何でもないときには、
自分について、“負けるかどうか”も考えないし
ましてや“信じられるか/疑いはないか”も
考えません。
自分は“自分”そのものですから
何でもないときは、気づいています。
“自分”を疑うことそのものがナンセンスだと。
自分が決めたように、自分は結果を得ています
では、取り組んでいることに対して、
うまくいっていないとき…逆境になると
何が変わるのでしょうか?
表面的には、「失敗だ」とか「ダメだ」と考えて
諦める…という誘惑に駆られ、そう決断してしまう。
・・・自分に負ける。 という状況が起こります。
しかし、その時、自分自身のふるまいはどうかと
考えてみてください。
「自分に負ける」というときに、したことは、
その時の自分が知りうる情報(認識)と
その時の自分が持っている判断基準とで
ある決断(諦める)をした。
だけのことです。
勝ち負けもなければ、自分が思ったとおりに
決断を下したに過ぎないのではないでしょうか?
それを、自分の第三者的“気づき”が
「誘惑に」あるいは「自分に」負けたと言っている
だけに過ぎないのではないでしょうか?
私達は、自分自身の自分自身に対する評価で
自分を「負け」にしていたとしたら…。
この次から、どんな「自分」が決断を
好んで下すと思いますか?
これって、自分の自分に対する
「自分」ハラスメントかもしれませんね。
自分の決断とその結果を受け止めることを通して
「自分を信じ」始めてみませんか
「どんな状況のいかなる決断も
私達はその場でできる限りの最善の決断です」
どんな決断をしたとしても、その結果を見て
良いだの、悪いだのは誰でも言えます。
いわゆる「後出しジャンケン」です。
その「良いだの悪いだの」については、
私達が「その結果から学ぶ」という点においては
価値がありますが、決断をした人、決断して行動した人
について、非難したり、評価したりする
権利も価値も実はありません。
それは、他人が自分に対する評価であっても
あるいは、自分が自分に対する評価であっても
それ以上に必要とされるのは、
その評価から得た学びで、次の行動をどれだけ柔軟に
生み出すことが出来るかでしょう。
つまり、いつでも自分が決断、行動して得た結果に
(それが、第三者的に良いものであれ悪いものであれ)
対して受け止め、学び、次の行動を創造して
それをすることを“決断”することが大切になります。
それが自分には出来ると“信じられる”こと
それそのものが“自信”の一つの形と言えるかもしれません。
自分を“信じる”ためには、自分が決断したこと
その決断に使った、五感、言葉、パターンといった
要素を知ることで、決断と行動の結果えたものが、
いわゆる「成功」であれ「失敗」であれ
そこから学び、最終的な成功にまで到達する
過程を積み上げることができるわけです。
NLPの学びには、私達の決断やふるまいを
五感の要素、言葉の使い方の要素加えて
それらの組み合わせ、パターンを知る効果的な
方法や、それらが最も効果的に働く様な変化を
生み出す実習を含んでいます。
私達はNLPをお伝えすることを通して、
あなたが「自分自身」を信じる…味方につけ、
あなたが目指しているゴールへ到達する助けとなる
心と体の使い方を提案し、実践方法を提供しているのです。
ぜひ、あなた自身が自分を「勝ち負けの対象」にすることで
疑う代わりに、自分を信じて成功を勝ち取る行動、ふるまいが
重なっていくパターンを手に入れてください。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2014.10.3 一部改編)
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